実を言うとこの記事は本来、野鯉の臭みを乗り越えるための時短レシピというタイトルで掲載されるはずだった。 一般に野生の鯉というのはよほどきれいな川でもない限り、しばらく清浄な水の中で泥吐きをさせないと臭くて食べられないと言われる。しかもその期間が10日とも2週間ともいわれるからなかなかたいしたスローフードである。だが、鯉はあちこちの川や池で手に入るごく身近な食材でもある。泥吐きの過程をすっ飛ばして調理時の工夫で臭いを消すことができれば、それは素敵で意義ある発見ではないか。さあ、実験しよう。そして本サイトを通じて多くの読者にその発見を知らしめようではないか。 と、張り切っていたのだが、予想外の展開を迎えてしまった。
「新編世界イカ類図鑑」の表紙。イカが逆さまのように見えるが、学術の世界ではこれが標準だ(東海大学出版部提供) イカは三角頭巾のある方が頭側で、こちらを上に表示した方が良いのか、あるいは逆か――。 イカが「市の魚」の北海道函館市で、ちょっとした“議論”が起きている。10日からは、イカやタコなどを研究する世界の頭足類学者の国際シンポジウムも函館で開かれる予定で、シンポを機に一般の論議も深まりそうだ。 シンポ開催が決まった後の今年4月、米ミネソタ大学の中島隆太准教授(現代芸術)が作成した大会ロゴマークの素案が、各国の学者にインターネットで回覧された。三角頭巾を上にした図案だったが、国内外の学者からは「少し違うぞ」との忠告が続出。中島さんは、一般にゲソと呼ばれる腕の部分を上にした図案に作り直した。 中島さんは「当初の図案は日本の一般的なイカのデザインを意識した」と説明。そのうえで、「今回は専門家の
ドイツ・ドレスデンの深海展に展示されるシーラカンスの模型(2010年11月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROBERT MICHAEL 【9月16日 AFP】絶滅したと長年考えられていた深海魚シーラカンスの腹腔内に、進化の過程で使われなくなったとみられる肺が存在することが分かったとの研究結果が15日、発表された。 研究チームは英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表した論文の中で、この肺は人間の盲腸と同じく、進化によって機能が退化した可能性が高いと指摘している。 「生きた化石」と称される現代のシーラカンスは、すべての魚と同様、えらを用いて水中で呼吸している。だが研究チームは、シーラカンスの祖先は数百万年前、肺を使って呼吸していた可能性が高いと結論付けた。 論文共著者のブラジル・リオデジャネイロ州立大学(Rio de Janeiro S
体温を測定するために温度モニターを取り付けて放たれるアカマンボウ。米海洋大気局南西水産科学センター提供(撮影日不明)。(c)AFP/HANDOUT/NOAA Fisheries/Southwest Fisheries Science Center 【5月15日 AFP】銀色の丸い体をしたアカマンボウは、科学史上初めて存在が確認された恒温性の魚だとの研究結果が14日、発表された。この特異な能力により、低温の深海で生存競争の優位性を獲得しているという。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、マンダイの別名でも知られる、車のタイヤほどの大きさのこの深海魚は、車のラジエーターとほぼ同じ方法で自分自身を温めることができるという。 アカマンボウのえらには、体の中心部から温かい血液を運ぶ血管がある。これらの血管は、えら付近にある他の血管を包み込んでいる。えらは呼吸をする器官で、こ
なんと妊娠していた超巨大淡水エイ。(Photograph by Ocean Mysteries with Jeff Corwin, Litton Entertainment) タイのメコン川で調査をしている科学者が「巨大な」発見をした。淡水魚の世界記録レベルの巨大淡水エイが捕獲されたのだ。場所はバンコクから1時間ほどにあるアンパワーという地区の水深20メートル地点である。 計量を手伝ったチュラロンコーン大学の教授で獣医師のナンタリカ・チャンスー氏によれば、そのエイ(学名:Himantura polylepis または H. chaophraya)は、幅2.4メートル、体長4.3メートル、体重は318キロから363キロと推定された。体重が推定値なのは「あまりに大きく、そして、扱いにくかったため、傷つけずに計量できなかった」せいだとナショナル ジオグラフィックのフェローでネバダ大学教授のゼブ・
by Mark Walker なんと青色光を当てると昆虫が死ぬことが発見され、12月9日に英国Nature Publishing Groupのオンライン科学雑誌「Scientific Reports」に掲載されたと発表されました。種によって吸収しやすい光の波長が違っていることも確認されており、人間の目に対して青色の光が害を与えるのと同じような仕組みで細胞や組織が傷害を受け死亡するのではないか、とされています。 青色光を当てると昆虫が死ぬことを発見~新たな害虫防除技術の開発に期待~ | プレスリリース | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY- http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2014/12/press20141209-02.html 東北大学大学院農学研究科の堀雅敏准教授の研究グループのプレスリリースによると、最近の研究により波長が短い可視光(4
2013-07-19 超巨大ウイルス「パンドラウイルス」が発見される。 研究 不思議 Science. ゲノムサイズが2Mbを超えていて光学顕微鏡で見えるウイルス.宿主は微生物.ATP合成酵素なんかもないから間違いなくウイルスだそうだ : http://t.co/trK1zlrH78— LIB (@L_I_B) 2013, 7月 18 ほへー、とびっくりしまして、論文:Pandoraviruses: Amoeba Viruses with Genomes Up to 2.5 Mb Reaching That of Parasitic Eukaryotes Science最新号の表紙にもなっております。 研究チームは前にも巨大ウイルスを見つけてて、だいたいアメーバから見つかるので今回もアカントアメーバ狙いで調べています。なんか住みやすいんですかねアメーバ。 そんで新種として見つかった
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