フレキシブルに曲がり、 色温度や光量も自由に調整できる レポート◎池野一成 照明機材の主役がLEDライトになってきている。タングステンライト、ハロゲンライト、蛍光灯などの照明器具との大きな違いは、消費電力が低い、熱をもたない、玉切れがないなどで、LED照明の特徴とメリットが大きく評価されている。そのためいろいろな形のライトが考案され商品化しているが、今回取り上げるのはエヌ・イー・ピー(NEP)から新しく登場したフレキシブルLEDライトである。これまでの砲弾型のLED素子を並べた照明器具に対し、フラットなシートに平面状のLEDライトを配置し柔軟な素材で密封した照明装置だ。その大きな特徴としてパネルそのものを変形、つまり丸めることなどができる。 このライトには16×16の256個のLED素子が並んでいるように見えるが、実は一つの素子と思われている中に5600Kと3200Kの2つの素子が並んで配