とうとう江沢民も力尽きたのか。中国共産党の成立100周年という一世一代のイベントには姿を見せなかった。 天安門の楼上や全国人民大会堂で開催される本体イベントの前々日くらいには、色々な出し物を鑑賞する演芸イベントが開催されるのが常だが、そこはスルーして本体イベントに全力投球というのが、江沢民のこれまでのスタイルだった。 江沢民は2019年の李鵬葬式、続いて開かれた建国70周年式典で、介添2人に両脇を抱えさせて無理やり立つ力技で出席していたのだが、今回はそれも出来ず天安門イベントに出てこないというのは、相当体調が極まっていると考えられる。ついにその時が来るのではないか。 朱鎔基も今回は両方欠席しており、常務委員経験者(胡啓立除く)で両方欠席したのは羅幹を加えると3人になる。 朱鎔基の場合は、恒例となっていた、自身がかつて初代院長を務めた清華大学経済管理学院が1年に一度開催する総会にも出てこなく