大阪市中央区役所の男性職員が、区内に転入した20代女性の住民異動届に記載された携帯電話番号を悪用し、女性に電話をかけたり食事やドライブなどに誘うメールを送ったなどしたとして、市は31日、同区役所窓口サービス課の男性職員(31)を停職6カ月の処分とした。 市によると、男性職員は女性の住民異動届の処理を担当していたが「身に覚えはない」と関与を否定。しかし、男性職員から女性に繰り返しかけた通話記録が、双方の携帯電話に残っていることや、男性職員の顔写真も送信されたことなどから、関与が濃厚と判断。処分を決めた。 女性の携帯電話に深夜、繰り返し不審な着信が入ったことから、女性が相手を確かめようと発信元にかけ直すと、通話相手は偽名を名乗り、知り合いであるかのように装った。女性が写真の送信を求めると顔写真が送信され、男性職員だったこと思い出し、被害を届け出た。 また市は、私的利用を禁じた業務用パソコンで勤