近代日本、というトピックでは、僕はあんまり幕末の志士とかそういう勇ましい話には興味なくて(インドア派の軟弱者なので)、政治や軍事の歴史よりも、普通の人がどうだったのかとか、身近な文化はどう変わっていったのかみたいなことに興味を引かれます。 そのあたりから、オススメの本を5冊ほど紹介してみます。以下は、雑学ネタ的なエピソードもありつつ、背景となる大きな枠組みの見方まで変わってくるところもある、面白い本だと僕は思ってます。 とんかつの誕生―明治洋食事始め (講談社選書メチエ) 作者: 岡田哲出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/03メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (27件) を見る食べ物に関しては結構面白い本がいろいろあるのですが、とりあえずこれ。 日本料理でも西洋料理でもない「洋食」という特異なジャンルが、明治以来いかにして展開してきたか。明治の肉食のはじ
