先月、岐阜県土岐市で路上生活をしていた男性の異変に気付いた人から119番通報を受けたにもかかわらず、救急車が出動せず、翌朝、男性の死亡が確認されていたことが分かりました。 通報を受けた消防職員が救急車に出動指令を出していなかったということで、市は陳謝したうえで対応に問題がなかったか調べています。 土岐市消防本部によりますと1月13日の午後6時すぎ、土岐市泉町の高架下で路上生活をしていた男性の異変に気付いた人から「声をかけても応じない」と119番通報がありましたが、救急車は出動しませんでした。 そして翌日の午前6時40分ごろ、倒れている男性を見つけた人が200メートル余り離れた消防本部まで走って知らせたことから救急車が出動したものの、その場で男性の死亡が確認されたということです。 市消防本部によりますと最初に通報を受けた際、ほかに緊急性が高い搬送事案はないにもかかわらず、通報を受けた職員が救
