1月10日、米グーグルのシュミット会長らの訪朝は米政府から強い批判を受け、成果も少ないとみられるが、人権活動家らはグーグルが北朝鮮の暗部を明らかにすることで、間接的に歴史を変える助けになっていると指摘する。写真は9日、KCNAが配信(2013年 ロイター) [ワシントン 9日 ロイター] 米グーグルのエリック・シュミット会長が今週、ニューメキシコ州のビル・リチャードソン前知事らと北朝鮮を訪問した。今回の訪朝は米政府から強い批判を受け、成果も少ないとみられるが、人権活動家らはグーグルが北朝鮮の暗部を明らかにすることで、間接的に歴史を変える助けになっていると指摘する。 世界各地の衛星画像を見られることで人気の「グーグルアース」は、シュミット会長が北朝鮮で最も披露したくない同社の製品だったかもしれない。このサービスによって、北朝鮮がひた隠そうとする数多くの施設の画像を見ることができるからだ。