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*book*に関するNihonjinのブックマーク (1,803)

  • 書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンの呪い (講談社現代新書) 作者:千葉聡講談社Amazon 書は千葉聡による「ダーウィンの自然淘汰理論」(特にそれが社会にどのような含意を持つかについての誤解や誤用)が人間社会に与えた負の側面(書では「呪い」と呼ばれている)を描く一冊.当然ながら優生学が中心の話題になるが,それにとどまらず様々な問題を扱い,歴史的な掘り下げがある重厚な一冊になっている. 冒頭ではマスメディアがしばしばまき散らす「企業や大学はダーウィンが言うように競争原理の中でもまれるべきであり,変化に対応できないものは淘汰されるべきだ」という言説を,まさに「呪い」であると憂いている.そしてそれが「呪い」であるのは,「進歩せよ,闘いに勝て,そしてそれは自然から導かれた当然の規範である」というメッセージがあるからだと喝破している(それぞれ,「進化の呪い」「闘争の呪い」「ダーウィンの呪い」と名付けられている). 第

    書評 「ダーウィンの呪い」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    Nihonjin
    Nihonjin 2024/01/03
    「「方向性のない進化」は幸福な未来を保障せず,虚無をのぞき込むような恐ろしい世界観とつながるものであること(そして「進化の呪い」はそれを封印する護符」「社会的理想を持つものには滑落が生じやすい」
  • 「ホラーの帝王」が自ら案内─スティーヴン・キングの蔵書室へようこそ | 並ぶのは、ベストセラー作家を育てた本たち

    並ぶのは、ベストセラー作家を育てたたち 「ホラーの帝王」が自ら案内─スティーヴン・キングの蔵書室へようこそ Stephen King(スティーヴン・キング) 小説家、ホラー作家。代表作に『キャリー』(新潮社)、『シャイニング』(文藝春秋)など。『ショーシャンクの空に』、『スタンド・バイ・ミー』、『IT』など映画化された作品も多い Photo: Tristan Spinski for The Washington Post

    「ホラーの帝王」が自ら案内─スティーヴン・キングの蔵書室へようこそ | 並ぶのは、ベストセラー作家を育てた本たち
  • 『上座部仏教における聖典論の研究』に関する声明 - 大蔵出版 仏教学術書を中心とする出版社

    このたび、清水俊史氏の『上座部仏教における聖典論の研究』(以下、『聖典論』)が弊社より刊行されることとなりました。書『聖典論』をめぐってはかねてから、さる先生を中心に異様な盤外戦が繰り広げられ 、間違った情報が意図的に流布されており、出版元である弊社としましても大変困惑しております。正確な状況を説明する必要性を感じましたので、極めて異例のことではありますが、今回、弊社は公式な声明を発表することと致しました。 2016年に『聖典論』の刊行が社内で決定した後、2017年4月に清水俊史氏より「さる先生から自分に研究不正があるとの指摘を受けた」との報告が弊社にありました。それに前後して、弊社に対しても、そのさる先生から『聖典論』の出版を取り止めるようにとの連絡を数度にわたり受けました。 両者の申し立ての後、弊社は、第三者委員会を立ち上げ、複数の専門家に双方の資料を精査していただいたところ、全会一

  • ある仏教研究者が、東大教授を中心に学会から「大学教授になりたければ出版を諦めろ」などとアカハラを何度も受けていたと告発

    正木伸城 @nobushiromasaki イベントプロデューサー・マーケター・ライター・作家|常に3冊持ち歩く活字好き|仏教思想研究家|哲学愛好家|『監獄の誕生』が座右の書|うつ病→精神病棟→36歳から格的に社会人デビュー →3社を経て現職|著書に『宗教2世サバイバルガイド』等|『当にわかる仏教思想』刊行予定|取材・仕事のご依頼はDMにて📩 …bunshi-writingservice.hp.peraichi.com 正木伸城 @nobushiromasaki 清水俊史『ブッダという男――初期仏典を読みとく』読了。膨大な知識の蓄積の果てにわかりやすく紡ぎ出されるブッダ像は、新たな確かさをたたえている。刺激的。と同時に、やはり「あとがき」が気になった。僕の友人学者にも似たような経験を持つ人がいるので、さぞ苦しかっただろうと想像する。以下引→ pic.twitter.com/ywdNc

    ある仏教研究者が、東大教授を中心に学会から「大学教授になりたければ出版を諦めろ」などとアカハラを何度も受けていたと告発
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/12/10
    清水俊史『ブッダという男 ――初期仏典を読みとく』
  • スキナーによる思想史の方法 スキナー「思想史における意味と理解」 - オシテオサレテ

    思想史とはなにか―意味とコンテクスト (岩波モダンクラシックス) 作者: クェンティン・スキナー,半沢孝麿,加藤節出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/11/05メディア: 単行 クリック: 38回この商品を含むブログ (18件) を見る クェンティン・スキナー「思想史における意味と理解」『思想史とはなにか』半澤孝麿・加藤節訳、岩波書店、1999年、45–140ページ。 http://www.jstor.org/stable/2504188 1969年に出された思想史の方法論についての有名な論文です。思想史研究者があるテクストを理解しようとするさいに、これまで2つのアプローチが取られてきました。一つは、テクストの意味を決定するのは政治的であったり経済的であったり宗教的であったりするコンテクストだとするものです。対してもう一つはテクストの自律性を強調して、その外部のコンテクストへ

    スキナーによる思想史の方法 スキナー「思想史における意味と理解」 - オシテオサレテ
  • 【翻訳希望!】『資本主義の倫理学』 - 道徳的動物日記

    The Ethics of Capitalism: An Introduction (English Edition) 作者:Halliday, Daniel,Thrasher, John Oxford University Press Amazon さきほどの記事で書いたように、この4月は引越しに伴う作業と会社の仕事とでなかなか読書・執筆の時間が取れなかった。……とはいえ、そんななかで日々の楽しみを提供してくれたのが、The Ethics of Capitalism : An Introduction (『資主義の倫理学:入門』)。 出勤前や会社の仕事が終わった後などに時間を見て1章ずつ読んでおり、まだ11章と12章も読んでいないのだけれど、どの章も議論の内容が実に明晰に整理されていて、読むたびに思考や気持ちがスッと落ち着いていった。常々思うのだが、良質な哲学書や入門書・解説書って鎮静

    【翻訳希望!】『資本主義の倫理学』 - 道徳的動物日記
  • 「差別はたいてい悪意のない人がする」著者インタビュー 無自覚に他人を踏みつけないためにできること|好書好日

    キム・ジヘ 韓国・江陵原州大学校多文化学科教授(マイノリティ、人権、差別論)。移民、セクシュアル・マイノリティ、子ども・若者、ホームレスなどさまざまな差別問題に関心を持ち、当事者へのリサーチや政策提言に携わっている。ソウル特別市立児童相談治療センター、韓国憲法裁判所などの公的機関にも勤務経験を持っている。 平等はみんなのためのもの ――このでは韓国における女性やマイノリティ、外国人労働者や障がい者に対する「普通の人がしてしまう差別」について触れています。何がきっかけで、にまとめようと思ったのですか? 韓国では女性や移住労働者の存在感が社会に目に見える形で増してきて、「彼らに対する差別をなくしていかないと」いう声が高まりつつありました。一方でマイノリティの権利を保障しろという意見が目立ち始めると、「マジョリティに対する逆差別だ」という主張も大きくなりました。 集団同士の対立に発展していく

    「差別はたいてい悪意のない人がする」著者インタビュー 無自覚に他人を踏みつけないためにできること|好書好日
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/10/27
    「「女性の安全を守るために、トランスジェンダーや難民を受け入れるべきではない」という意見もありますが、女性運動の活動家や研究者は、「本来のフェミニズムが守るべきものは女性集団の権利だけではない」と」
  • 『論理学(3STEPシリーズ)』昭和堂 - 論理学FAQのブログ

    このたびを出させてもらうことになりました。オフィシャルには12月10日発売のようですが11月末くらいから出回るのではないかと思います。 www.showado-kyoto.jp 昭和堂の「3STEPシリーズ」の1冊です。見がすでに手元にありますが表紙の蛍光色がものすごいです。気に入っています。 大学の教養レベルで使われる教科書と想定して書いたです。の「まえがき」では、主にその想定読者である大学の学生さん向けに説明を書いたので、ここでは、そうではない、独学ないし趣味で読んでいただける方向けに宣伝をしたいと思います。 難易度 いちおう論理学の初歩から始まりますが、まったくの初学だと少し厳しいかもしれません。大学の講義や他のでちょっとかじったという方ならスムーズに入れると思います。 扱われているトピックはそれほど難しいものではないですが、後半はさすがにレベルが上がりますし、スペースの都

    『論理学(3STEPシリーズ)』昭和堂 - 論理学FAQのブログ
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/10/25
    講義動画あり
  • イアン・ハッキング (1936-2023) - 論理学FAQのブログ

    イアン・ハッキングが亡くなりました。トロント大学からの発表をリンクします。 philosophy.utoronto.ca 実際に会うことも喋ることもなかったですが、翻訳で関わったことで、何か一方的な親しみを感じていた哲学者です。とても残念です。 1936年、カナダ・バンクーバー生まれ。ブリティッシュ・コロンビア大学で数学と物理学を学び、イギリス・ケンブリッジ大学で哲学の博士号を取得。ケンブリッジ、マケレレ大学(ウガンダ)*1、スタンフォード (アメリカ)、トロント (カナダ)、コレージュ・ド・フランスなどで教職を務めました。 言語の論理的分析に中心的な関心をおく分析哲学の教育を受け (博士論文は様相論理(!)と数学的証明(!)について) キャリアをスタートさせますが、初期の出世作は確率や統計についてでした。ミシェル・フーコーに影響を受け、分析哲学をい

    イアン・ハッキング (1936-2023) - 論理学FAQのブログ
  • 書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか|安田 洋祐

    さきほど2023年度のノーベル経済学賞の会見が行われ、労働経済と経済史を専門とする クラウディア・ゴールディン氏|ハーバード大学教授 の受賞が発表されました。おめでとうございます🎉 Ill. Niklas Elmehed © Nobel Prize Outreach女性の受賞は、エリノア・オストロム氏(2009年)、エステル・デュフロ氏(2019年)に次いで3人目、女性の単独授賞は初めての快挙となります。 受賞理由は「女性の労働市場における成果についての私たちの理解を前進させた」(for having advanced our understanding of women’s labour market outcomes)こと。 詳しい解説については、こちらの公式ウェブサイトをご参照ください。 さて、大変タイムリーなことに、ゴールディン氏の研究の集大成とも言える翻訳書『なぜ男女の賃金に格

    書評:なぜ男女の賃金に格差があるのか|安田 洋祐
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/10/10
    時給プレミアムがあるなら派遣社員よりも正社員のほうが賃金が高いのも説明できそうだ。
  • 「フランス現代思想」以後を読む|ちくま新書|宇野 重規|webちくま

    フーコー、ドゥルーズ、デリダら「現代思想」の巨星なき後に続く、現代フランス哲学の展開を一望する渡名喜庸哲さんの新著『現代フランス哲学』。政治思想史・政治哲学研究者の宇野重規さんによる書評を、PR誌『ちくま』10月号より転載します。 『現代フランス哲学』というタイトルを読んで、何を想像するだろうか。あるいは世代によって違いがあるかもしれない。フランス哲学といえば、サルトルの実存主義を思う人もいるだろう。多いのはレヴィストロースの構造主義から、フーコー・デリダ・ドゥルーズの三人を中心とするポスト構造主義までの、いわゆる「フランス現代思想」ではなかろうか。日においても、これまで多くの優れた解説書が出版されてきた。 しかしながら、そこで当然に生じる疑問があるのではないか。現代フランス思想とは、これらの思想的潮流に尽きるのだろうか。あるいは、これら「現代思想」のさらに後の展開はないのだろうか。評者

    「フランス現代思想」以後を読む|ちくま新書|宇野 重規|webちくま
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/10/04
    「フランスにおいて、本当に女性の地位が高いのかという疑問」「一九六五年まで女性は夫の許可なしに就労も銀行口座開設も認められていなかったし、一九九〇年代まで女性議員比率は一〇%ほどで欧州のほぼ最下位」
  • 自然主義者としてのニーチェ――21世紀のニーチェ研究最前線(後編)|じんぶん堂

    記事:春秋社 ニーチェの肖像 1882年 書籍情報はこちら 自然主義とはなにか ライターによるニーチェ解釈の軸は自然主義です。まずはこの自然主義について一般的に説明しましょう。 ここでの自然主義というのは、環境意識が高く自然保護運動を訴える立場といったような意味ではありません。哲学における自然主義は、論者によってさまざまな意味が与えられていますが、基的には、神などの自然を超えたものの存在を否定したり、哲学的な探究を科学と密接に結びつけようとしたりする立場のことと考えてよいでしょう。一般に、前者は存在論的自然主義と呼ばれ、後者は方法論的自然主義と呼ばれます(ただし、この二つは互いに排他的なわけではなく、同時に両方の立場をとることも可能です)。これらはさらに細かく区分されるものなのですが、さしあたりは、それぞれ、超自然的なものは存在しないとする立場、そして哲学的な探究は科学の手法や成果を踏襲

    自然主義者としてのニーチェ――21世紀のニーチェ研究最前線(後編)|じんぶん堂
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/10/01
    「道徳の起源を(…)自然主義的な観点から、特に私たちのような生物の内に見られる自然に生じる心理メカニズム――ルサンチマン(…)、内面化された残酷さ(…)、力への意志(…) ――に訴えることで説明しようとしている」
  • コンピュータサイエンスで1冊ずつ本を上げるとしたら何になりますか?就職前にバイブル的な本を勉強したいと思いました。 -コンピュータアーキテクチャ -データベース -os -アルゴリズムとデータ構造 -セキュリティ -ネットワーク -プログラミング -仮想化技術 | mond

    大学の情報工学科に入学時に教科書として指定されたいわゆるパタへネを推します。 コンピュータの構成と設計 第5版 CPUの構造と基は現代ではかなり複雑になりましたがこのに書かれている基を知っているかどうかで込み入った問題にぶち当たった場合の解像度が違います。 由緒正しいDBの読というとオンラインで読めるRedbookとなりそうですがここは敢えて データ指向アプリケーションデザイン いわゆるイノシシ推します。名前からしてアプリケーションの話のように見えますし、分散システムに関する話が多いのですが最終章まで通して読むと「アプリケーションとデータベースの境界とは来存在せず、入力されたデータを『いつ』『いかに』『安全に』加工・保存・出力するかがアプリケーションであり、その目的に対する最善手をフラットに考えるとある意味でアプリケーション全体が既にひとつのデータベースであってその仕事の一部

    コンピュータサイエンスで1冊ずつ本を上げるとしたら何になりますか?就職前にバイブル的な本を勉強したいと思いました。 -コンピュータアーキテクチャ -データベース -os -アルゴリズムとデータ構造 -セキュリティ -ネットワーク -プログラミング -仮想化技術 | mond
  • 心理学の7つの大罪…クリス・チェインバーズ著 The Seven Deadly Sins of Psychology

    【読売新聞】統計学の原罪と救済 評・三中信宏(進化生物学者) 統計データ解析の界隈(かいわい)では、数年前から、これまで長らく使われてきた個々の解析手法ならびに一般的な研究ワークフローをめぐって論議の高まりが目につくようになった。

    心理学の7つの大罪…クリス・チェインバーズ著 The Seven Deadly Sins of Psychology
  • 国書データベース

    Nihonjin
    Nihonjin 2023/09/18
    「世界で数千万人に読まれた」という大正期のベストセラー『人肉の市』/山根一眞の解説記事→https://www.zakzak.co.jp/article/20211113-T6LAAJ6DQVONFAKICOCH4U4V3I/
  • 水上勉親子どんぶり物語 - jun-jun1965の日記

    窪島誠一郎(1940− )の『父水上勉』を読んだ。水上は正式には二度結婚しているが、それ以前に同棲していた女が産んだのが誠一郎、名・凌である。生活が苦しく、生母が明大前のうどん屋の窪島家に養子に出し、誠一郎は実の父が誰か知らずに育った。 養父母はもちろん知っていたわけだが、誠一郎は海城高校を出ているから私の先輩だが、その後水商売などをし、美術を扱うようになり、村山槐多や関根正二など夭折した画家の絵を集めるようになる。だが実父が誰だか知りたく、教えてくれない養父母を後目に調査して、水上だと知るのが1977年である。マスコミで大きく報道されたらしいが、私は中学生で記憶にない。窪島は著書『父への手紙』を刊行、NHKで「ドラマ人間模様」にもなった。以後も水上のことは折に触れて書いていたが、今回は全作品を読んでの集大成である。 まあ、苦労人とはいえ、成城に八百坪の土地を買って住む流行作家と、生き別

    水上勉親子どんぶり物語 - jun-jun1965の日記
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/09/18
    「親子そろってもて男である。しかし、冷徹でいい本である」
  • 戦争を考えるブックガイド

    靖国参拝をめぐる議論をみていると、いまだに「右か左か」といった冷戦時代の図式で論争が行なわれている。戦争とか国家とかいわれても、平和ボケの日人がピンと来ないのはしかたがないが、最近の社会科学はこの点で大きく進歩した。安倍首相を初めとする政治家のみなさんには、正月休みにここにあげたのうち1冊ぐらい読んでほしい。特に1~3は必読である。 文明と戦争 政治の起源 失敗の質 昭和陸軍の軌跡 未完のファシズム 言論統制 日はなぜ開戦に踏み切ったか 一下級将校の見た帝国陸軍 Violence and Social Order 近衛文麿 1がのべるように、戦争の原因は暴力の非対称性であり、それをなくすことが国家の質的な役割だ。近代最長の平和を実現したのは「平和主義」をとなえる左翼ではなく、核兵器の均衡だった。そして2も論じるように、戦争が「国のかたち」を決める。最終決定者のいない明治国家は、戦

    戦争を考えるブックガイド
  • こわいもの知らずの病理学講義 | 晶文社

    仲野徹 著 四六判並製 376頁 定価:2,035円(体1,850円) 978-4-7949-6972-9 C0047 〔2017年9月〕 医学界騒然!大阪大学医学部名物教授による、 ボケとツッコミで学ぶ病気のしくみとその成り立ち。 ひとは一生の間、一度も病気にならないことはありえません。ひとは必ず病気になって、死ぬんです。だとすれば、病気の成り立ちをよく知って、病気とぼちぼちつきあって生きるほうがいい。書評サイト「HONZ」でもおなじみ、大阪大学医学部で教鞭をとる著者が、学生相手に行っている「病理学総論」の内容を、「近所のおっちゃんやおばちゃん」に読ませるつもりで書き下ろした、おもしろ病理学講義。脱線に次ぐ脱線。しょもない雑談をかましながら病気のしくみを笑いとともに解説する、知的エンターテインメント。 ≫≫ 書評情報(2018年7月25日更新) ≫≫ 特別寄稿「祝! 庶佑先生ノーベル

    こわいもの知らずの病理学講義 | 晶文社
  • 進化の技法 | 転用と盗用と争いの40億年 | みすず書房

    生物は進化しうる。ではその過程で、生物の体内で何が起きているのだろうか。この問いの答えは、ダーウィンの『種の起源』の刊行後、現在まで増え続けている。生物は実にさまざまな「進化の技法」を備えているのだ。 『種の起源』が発表されると、人々は世界中の現生の生物や化石に進化の実例を求め、観察し始めた。そしてさまざまな生物の胚、変態、奇形の個体、染色体を見つめるうちに、飛躍的な進化を起こすからくりを少しずつ見出していく。たとえば生物の体内では、新たな機能の発明よりも、既存の機能の転用がたびたび起きている。DNA内では、侵入してきたウイルスの遺伝子を宿主が奪ったり、破壊と革新をもたらす遺伝子が跳び回ったりしているのだ。 書は、世界中を探検し、化石を探し、顕微鏡を覗きこみ、生物を何世代も飼育し、膨大なDNA配列に向き合い、学会や雑誌上で論争を繰り広げてきた研究者たちへの賛歌でもある。 歴代の科学者と共

    進化の技法 | 転用と盗用と争いの40億年 | みすず書房
    Nihonjin
    Nihonjin 2023/08/18
    盗用、転用
  • 世にも奇妙な奇書 特集 | ブックオフ公式オンラインストア

    「日三大奇書」とは……「ドグラ・マグラ」夢野久作(著)、「黒死館殺人事件」小栗虫太郎(著)、「虚無への供物」中井英夫(著) あまりの複雑さや難解さから、読了が難しいと言われている3作品。まだ読んだことのない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

    世にも奇妙な奇書 特集 | ブックオフ公式オンラインストア