大・中・小あらゆる企業で経理実務経験約４０年の蔵研人が、本音で語る新感覚の読み物風の経理ノウハウブログです 私がはじめて連結財務諸表と遭遇したのは、今から３２年前だった。それまで中小企業を転々と徘徊しており、生まれて初めて上場会社に勤務することになったからである。 そのころはまだ単体の商法決算が中心で、証取法でも有価証券報告書は単体だけの開示だった。もちろん連結財務諸表も開示対象だったのだが、有価証券報告書とは別本構成になっており、僅か１０ページにも満たない添え物的な存在であった。 だから監査法人の監査も単体中心であり、連結監査は別建ての片手間的な感覚が漂っていたことも否めない。それに当時の連結財務諸表規則における『重要性の原則』がかなりゆるくて、大いなる柔軟的解釈が可能となり、代表社員の考え方ひとつでどうにでも解釈できる部分が多かったと記憶している。 それに比べて現在の会計界では、有価証
2013年05月15日00:00 by takeda_cfo 【お知らせ】 「決算早期化ツール（リードシート等）」販売のお知らせ カテゴリ財務会計 Tweet アガットコンサルティングは、会計情報サイト「CFO LIBRARY」において販売しておりました「決算早期化ツール（リードシート等）」のページを全面改良致しました。 ［CFO LIBRARY］決算早期化ツール販売 この「決算早期化ツール（リードシート等）」は、拙著「決算早期化の実務マニュアル」（中央経済社）の読者の方から、「書籍に掲載されている決算資料のテンプレートを販売して欲しい」という依頼を多く頂いたことから、依頼を頂いた企業様に販売していた「決算資料の標準テンプレート集」です。 この「決算早期化ツール」は、決算実務や会計監査を経験してきた弊社の公認会計士が数年間の歳月をかけてアップデートしてきたもので、現在、総シート数は4
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