「ホームレスが避難所に入れなくても仕方ない。ホームレスなんだから」と真顔で言うやつがめちゃくちゃ増えてる。 自然に増えたんじゃなくて、東京の自治体がこの20年ほど努力してきた成果。横臥できないベンチや排除オブジェ、「寝泊まりするな… https://t.co/xTkooRWFcT
「ビッグイシューって、350円の雑誌を1冊売って180円の儲け? でもあまり売れてる様子を見ないけど、アレでほんとに路上脱出できるの?」という疑問をときどきいただきます。 1991年に英国で始まったビッグイシュー。日本では2003年9月に創設者ジョン・バードの応援を取り付け『ビッグイシュー日本版』を創刊しました。 この14年の間に、1500人以上が販売者として登録し、『ビッグイシュー日本版』は774万冊を販売。ホームレス状態の販売者へ11億5253万円の収入を提供、150人を超える方々がビッグイシューの販売をきっかけに、他の仕事を見つけることができ、住所を確保して販売を卒業されています。 「お茶の水博士」ことOさん (元・お茶の水橋販売者) ビッグイシュー販売をするまで:IT企業に勤務 会社員のお父さん、専業主婦のお母さん、そして弟というごく一般的な家庭に生まれ育ったOさんは、パソコンが今
中高年のひきこもりに関する報道が増えている。76歳の親が44歳の無職の息子を刺殺したかと思えば、50歳の無職の息子がバットで隣の家を叩いているところを80代の父親が警察に通報し、息子が警官の顔面を殴って逮捕されるなどしている。高齢の親が中高年のひきこもりの子供のことを心配する連鎖が広がっているのかもしれない。 政府はいわゆる「就職氷河期」世代に対する対策の検討を開始し始めた。「人生再設計世代」と言い換えるほか、「就職氷河期世代支援プログラム」により、これからの3年間で30代半ば~40代半ばの氷河期世代の正規雇用者を30万人増やそうとするというのだ。 だが、まさにこの世代の人々からは「もう遅い」という声が出ている。第二次ベビーブーム(団塊ジュニア)世代でもっとも人数が多い1973年生まれ(人口209万人)のネットニュース編集者・中川淳一郎氏は、同年代に生まれた人々と会うと必ずしみじみとした空
無敵の人は男、という風潮がありそうなので先に書いておく。女の体は持ったが、乳も子宮もいらないと思っている人間だ。必要な方にあげたいと常に思う。 そして社会の底辺に位置している。体はまあまあ動くが、寝たきりの日も多い。 まず、数々の「無敵の人」呼ばわりされている加害者が犯した罪を擁護するつもりはないのをはっきりさせておきたい。 特に今回の件は、絶対に反撃出来ないであろう小学校女子生徒を狙ったものである。同情の余地もない。 誰であれ他者を加害するのは卑劣で許し難いという考えである、だが……という前提で読んでいただけるとありがたい。 犯人が死んでしまい、これから捜査や目的、細かな事情が出てくるかと思うが、様々な意見を読んで、皆「自分に都合のいいストーリー」を作って読み解いていることに愕然とした。 子供やベビーカーに対するヘイトクライムと繋がっている。女をあてがわれなかったインセル。そういう見方も
半年間アマゾンの物流センターでの作業など4種類の最低賃金の職に就いた感想とは。 Sean Gallup/Getty Images 国籍は違いながらも、気骨あるジャーナリストの渾身の取材である。 イギリス人のフリーランスのジャーナリストであるジェームズ・ブラッドワース氏(36)は、イギリスでは20人に1人が最低賃金で働いているという実態を知るため、半年間、自ら4カ所で4種類の最低賃金に体験取材した。 その成果がこのほど、『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した~潜入・最低賃金労働の現場~』として出版された。原書は2018年刊行の『Hired: Six Months Undercover In Low-Wage Britain』だ。 著者は、《はじめに》でこう書いている。 「結局のところ、これは21世紀の労働者階級の生活についての本だ。多くの人にとって、かつては誇りの源だった“仕事”は
貧困は遺伝します。 正確には貧困が人間にもたらすリスクには遺伝性があります。 近年では、貧困がもたらす様々なストレスが人間の身体に悪影響を及ぼすことが科学的に証明されています。 例えば2016年デューク大学クリスチャン・H・クーパーの研究によると、青年期に貧しい社会経済的状態におかれた青年は「ギリギリの生活がいつ破綻するか?」という不安に苛まされ、セロトニンという幸福感を脳に与えるホルモン感受性遺伝子がバグり、メンがヘラりやすくなるという事が判明しています。 また2014年ブリストル大学の研究では、飢餓や喫煙によるストレスは3世代に渡って影響を及ぶすことが明らかになりました。またホロコーストの影響も、現在3世代に渡ってソノ影響が確認されています。 これらの研究結果が示唆するのは、第一に「貧困がもらたすストレスは生涯続く影響を持つ」ということであり、第二に「これらの影響は遺伝する」とうことで
日本最大の指定暴力団「山口組」が分裂してまもなく3年。その後も分裂を繰り返し、いまも抗争状態が続く。一方で、暴力団員による「食料品の集団万引き」、「はらこを狙ったサケ泥棒」、「拳銃を担保に借金」など、これまで考えられなかった事件が全国で相次いでいる。背景には、暴対法・暴廃条例など、警察の取締りの強化によって用心棒代などの従来型の資金源を断たれ、生活費にも困窮した暴力団員が“荒手”の犯罪に手を染めている実態がある。そうした中、警察が危機感を強めているのが、切羽詰まった組員らが組織=「代紋」の枠組みを超えて資金源を獲得しようという犯罪だ。一般市民へのさらなる脅威となっている “貧困暴力団”による事件を追い、その対策を考える。
本来、働き盛りとされる40代が世帯主の低所得世帯の割合が20年間で1.5倍に増えたことが厚生労働省のまとめで分かりました。 厚生労働白書によりますと、世帯主が40代で年間所得が300万円未満の世帯の割合は、2014年までの20年間で11%から17%に増えました。単独世帯やひとり親世帯が増加し、全体的に所得が下がったことが影響しています。一方、世帯主が65歳以上の高齢者の世帯では20年間で低所得の割合が減り、中所得の割合が増加していました。高齢の世代は年金で所得の格差の広がりが抑えられています。厚生労働省は、現在の社会保障制度は現役の世代よりも高齢の世代への給付が手厚くなる傾向があると分析しています。
今の20代、30代って年金や社会保障が老後に崩壊しているのが確定している。 まぁ崩壊の定義にもよるけど、今の水準を保てるとは誰も思ってないよね? なのに年金もらえなくても生活保護で生きるとかさ、俺が就職出来ないのは社会情勢が悪いとか、勤めている会社の給料が安いとか。 文句だけ言いながら、現状を自分で変えようとしないよね? 何でそんなノンキに生きてるの? 将来の情勢が悪くなるのが確定しているなら、やるべき事は今頑張って稼ぐ事じゃない? 60過ぎて路上生活したいの?警備員で1日数千円貰って四畳半に住みたいの?病気になっても病院に行けずに野垂れ死にしたいの? 今稼がないってそういう事だよ。 なんていうか、危機感足りないんじゃない? 日本が悪い、社会情勢が悪い、未来はお先真っ暗だって言いながら、どこかで自分は大丈夫って思っているよね? ここは日本だし、水と安全はタダだし、文化的な生活はケンポーが保
(前回:NHK貧困女子高生がヤラセなのかを冷静に検証する) NHK貧困女子高生問題で、「○○を買わなければ、進学できるはず」と、未成年のお金の使い方を叩く人々がいる。 だが、その苛烈さを、国のお金の使い方に向けたことがあるだろうか。 少女が食べた1000円のランチについて、「俺の方が貧しい」と競い合う人々。 あなたの貧しさは、「美しい国」が生み出したものかもしれないのに。 子どもの貧困率は、国内の政策によって増加している 「子どもの貧困率は、世界的な経済状況よりも、国内の政策という人為的かつ意図的なものに左右される度合いの方がはるかに大きい」と、「子どもの貧困」の著者である阿部彩氏は言っている。 (出典:日本教育会館「相談室だより2009」より引用・上下の文章も) 再分配前:所得 再分配後:再分配前ー(税金+社会保険料)+社会保障給付 再分配前の日本の貧困率は、それほど高くない。 だが、他
自民党の赤枝恒雄衆院議員(72)=比例東京=が12日、子どもの貧困対策を推進する超党派による議員連盟の会合で、貧困の背景について「親に言われて仕方なく進学しても女の子はキャバクラに行く」などと述べた。会合では支援団体の代表や児童養護施設出身の大学生が奨学金制度の拡充を求め、それに対する質疑応答の冒頭で発言した。 要望に対し、赤枝氏は「がっかりした。高校や大学は自分の責任で行くものだ」という趣旨の主張をした。その上で「とりあえず中学を卒業した子どもたちは仕方なく親が行けってんで通信(課程)に行き、やっぱりだめで女の子はキャバクラ行ったりとか」と話し、望まない妊娠をして離婚し、元夫側から養育費を受けられず貧困になると持論を展開。義務教育について「しっかりやれば貧困はありえないと言いたいくらい大事」と強調した。 赤枝氏は2012年に比例単独で初当選し、現在2期目。産婦人科医で、会合終了後の取材に
生活保護利用者が「私たちの税金」で消費を行うことを、悪であるかのように見る人は少なくありません。 しかし、生活保護利用者が自ら消費すること、そのために現金を渡すことには、重要な意味があります。 「安売り」の限界競争、みんなでガマン大会?昨日、2015年2月3日、下記のニュースにオーサーコメントを書きました。 「260店舗閉店」100円ローソンが犯した出店戦略のミス 経営者online 2月3日(火)12時10分配信 内容の詳細はニュースのすぐ下のオーサーコメントを見ていただくとして、論点は 低価格路線戦略ならば、何かのコストを下げるしかない立地条件の悪い地域を選んで店舗維持コストを下げたチェーンは、立地条件の悪さが敗因に好立地を選んで価格を抑えて成功しているチェーンもある。しかし低価格路線のために仕入れ値を抑えるしかなく、すると仕入れ業者・生産者が苦しむことにこの苦しい競争から全員が抜け出
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