その取り調べは少し趣が違った。 腰縄で椅子にくくりつけられたまま、黙秘を続ける被告。机を挟んで向き合う男性検事(36)は穏やかな口調で、しかし、一方的に話し始めた。 検事「捜査機関はいろんな人に感謝…
先日、アメリカ大統領選挙で民主党のハリス候補が負け、共和党のトランプ候補が勝った頃、インターネットでは「エリートは縦の旅行をしろ」「エリートたちには縦の旅行が足りない」といったメンションを少なからず見かけた。 「縦の旅行」「横の旅行」とは、ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ氏が言った言葉だ。 「エリートには縦の旅行が足りない」とは、エリートはしばしば世界じゅうを移動するが、どこでも同族のエリート同士・ブルジョワ同士としか交流していない、つまり広く世界を見聞しているつもりでも階級・階層的にはフラットな「横の旅行」しかできておらず、近隣に住んでいる非エリートについてはまったく知らずに済ませている、といった意味になる。 これは本当にそうだと思う。資本主義や個人主義をしっかりと内面化し、ポリティカルコレクトネスにも妥当するエリートは、東京でもニューヨークでもパリでも似たような価値観を持ち、似
「闇バイトをやめると言ったら拉致され、切りつけられた」 今月、都内の20代の男性から、助けを求める通報があり、けがをした男性が保護されていたことが警視庁への取材でわかりました。 闇バイトでは、応募の際に送った個人情報で脅され、抜けられないだけでなく実際に危害を加えられるケースもあり、警視庁は絶対に関わらないよう呼びかけています。 捜査関係者によりますと、今月中旬、都内の20代の男性から『闇バイトを抜けようとしたら暴行を受けた』などと助けを求める110番通報がありました。 男性はSNSで「楽して稼げる仕事」と検索して闇バイトに加わり、都内で被害が発生した特殊詐欺に関わったということです。 だましとった現金を仲間が持ち逃げし、連帯責任を問われたことから、男性が「闇バイトをやめたい」と伝えたところ、しばらくたった日の深夜、数人の男が現れ、車の中へ連れ込まれたということです。 その際、「闇バイトを
ビバ! デモクラシー! 兵庫県知事選、結果はどうあれ投票率の高さを鑑みれば民主主義が終わったどころか、真の民主主義が高らかに産声を上げたと言っていいだろう。あらかじめ地盤・看板・カバンを備えた既得権益者が勝つ時代は終わった。これからはblog、SNS、動画配信をフル活用した者が勝つ、選挙2.0の幕開けだ。— 犬紳士 (@gentledog) 2024年11月18日 民主主義が三度の飯より好きな人には、ともあれ好ましい選挙だったのではないだろうか。高い投票率。若い世代の意思表示。多くの識者が予想していなかった選挙結果。これらは、普段は投票に行かず選挙活動に関心を持たなかった人たちまで、民主主義が届いていることを示しているからだ。 先日の兵庫都知事選に限らず、昨今、識者やマスメディアが予想していなかった結果となる選挙が相次いでいる。そうした選挙で勝つのは“良識派”を嘆かせる候補だ。選挙活動の公
なかなか断定的なタイトルで申し訳ないのだが、今回は令和日本の動向と学歴考察を踏まえ、これから日本に起きる社会変化と人生の荒波について考えていこうと思う。 筆者が東京大学に在籍した時は、結構地方出身の人間が多いことが興味深かった。文科二類は結構首都圏進学校の割合が高かったのだが、その他は地方の人間が半分を占めており、彼らの中には普通の公立高校から現役で合格したものもかなりの割合で含まれていた。中には驚くような僻地から合格した人もいる。 彼らは間違いなく地元では天才扱いであり、地方公立名門校であっても文系では首席か次席クラスである。その中には一定割合で発達障害傾向が強い人間も含まれていた。彼らはきっと天才なのだと思う。東大に入ると周りが似たような人間ばかりなので、天才と言った言葉を安易に使うと干されてしまう。ただ、ギフテッドの定義は上位2%というので、学力上位0.3%に入る彼らは紛れもなく天才
「私の体をぐちゃぐちゃにした」 4年前、手術中に脊髄の神経を切られる医療事故にあった70代の女性。両足がまひして歩けなくなり、下半身を激しい痛みが襲うようになりました。 病院は調査の結果、執刀した医師が8か月間で8件の医療事故に関わっていたと公表。その後、医師は別の病院に移りました。 医療事故を繰り返す「リピーター医師」の問題がいま各地で発覚しています。 なぜ食い止めることができなかったのか、患者ができることはないのか。医療の安全について考えます。 (プロジェクトセンター ディレクター 高橋裕太) 【NHKプラスで配信】クローズアップ現代 “リピーター医師”の衝撃 病院で一体何が? 配信期限 :11/26(火) 午後7:57 まで↓↓↓こちらで見られます↓↓↓
応援いただいている皆様、いつもありがとうございます。 本日、暇空茜氏を私が訴えている訴訟の東京地裁判決が出ました。 暇空茜氏に対し、11万円の賠償命令が認められました。 現在、技術的な理由により、X投稿ができませんので、noteにてご報告させていただきます。 皆様の温かいご支援のおかげでこのような結果を得られましたこと、心より御礼申し上げます。 賠償および削除が命じられたのは、肖像権侵害の部分で、どうしても勝ちたい部分でしたので、とにかく安堵しております。 不当な権利侵害に対しては、やはり司法を通じて是正していくべきだと実感します。 一方、名誉毀損については認容されず、その点は残念です。 今後の控訴等の対応については、「ナニカグループ」と名指しされ、ひどい被害を受けてこられた他の方々ともご相談して決めていきたいと考えております。 もちろん、暇空茜氏もこのまま黙って判決に従うのか、不服として
■「これ以上脅して自死しても困る」 出直し選に当選した兵庫県の前知事斎藤元彦さんのパワハラ疑惑などを調査する百条委員会は、今月25日の証人尋問に斎藤さんに出頭要請することを決めました。 また、百条委員会の奥谷謙一委員長は、18日の会見で、選挙期間中にNHK党の立花孝志氏が自宅前で街頭演説を行い「ひきこもってないで出て来いよ。これ以上脅して奥谷が自死しても困るので、これくらいにしておく」と脅迫されたと述べました。 ■25日の百条委 斎藤氏の証人尋問実施 ことし3月、兵庫県の西播磨県民局長が斎藤前知事のパワハラ疑惑などを告発し、真偽を調査するための百条委員会が調査を進めてきました。 今月25日には去年実施されたプロ野球の優勝パレードや、パワハラの疑惑について証人尋問が実施される予定です。 ■非公開の百条委 音声データ流出 百条委員会を巡っては、知事選への影響を考慮し、非公開で行われた10月25
出直し兵庫県知事選(17日投開票)で再選された斎藤元彦前知事(47)の文書告発問題を究明する県議会調査特別委員会(百条委)を巡り、日本維新の会の吉村洋文共同代表は18日、「この議会で継続する正統性はあるのか、構成員の資格の問題だ」と述べた。県議会の自主解散も選択肢の一つとして視野に入れているとみられる。 斎藤氏のパワーハラスメントを巡る文書告発問題に関し、県議会は6月に百条委を設置した。調査継続中だった9月、自民党や維新の会派を含めた全会一致で斎藤氏への不信任決議案を可決。斎藤氏は失職を選び、出直し選に至った。 選挙戦から一夜明けた18日、報道陣の取材に応じた吉村氏は、近く兵庫維新の会の全体会議に出席し、一連の経緯を総括する考えを示した。その上で「県議会は不信任という非常に重い判断をしたが、県民は(斎藤氏を)信任した。県議会が何事もなかったようにするのは筋が通らない」と指摘した。報道陣から
17日の兵庫県知事選挙で再選を果たした斎藤元彦前知事に対し、“パワハラ”などの疑惑を調査する県議会の百条委員会が開かれ、11月25日に予定されている証人尋問に出頭を求めることが決まりました。 【ライブ配信】兵庫県知事選再選の斎藤元彦氏の疑惑を調査する百条委員会の委員長が会見 斎藤氏に対し来週の証人尋問への出頭要請を決定 斎藤氏の再選を受けて、元幹部職員が告発した“パワハラ”などの疑惑を調査する百条委員会は、18日午後4時10分ごろから兵庫県庁で、今後のスケジュールなどが話し合われました。 今月25日に行われる証人尋問には、元幹部職員の告発文に記載された7つの疑惑や、公益通報者保護などについて尋問が行うため、斎藤氏に出頭を求める方針が示され、委員会で了承されました。 委員の一人からは、「年内をめど」としていた調査報告のとりまとめについて、「もう少し時間をかけるべき」との意見も上がりました。
奥谷委員長は、選挙期間中に「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が、奥谷氏の自宅の前で街頭演説を行い、「引きこもってないで家から出てこい」「これ以上、脅して奥谷が自死しても困るのでこのくらいにしておく」と言われたことを明かしました。 奥谷氏は、母親に避難をさせる措置をとったことを打ち明け、「家族が怖い思いをしたのは大変遺憾。今後厳正に対応していきたい」と述べました。 ■竹内県議は辞職願「言葉の暴力が拡散して、家族が狂乱状態に」 さらに、18日、竹内英明県議が議会事務局に辞職願を届け出たことが明らかになっています。 上野英一委員は、竹内県議から「言葉の暴力が拡散して、家族が狂乱状態までになった。昨晩も話をしっかりしたが、家族から『政治の道から退いてほしい』と話があった」と相談を受けたと話し、「優秀な議員を追い込むほどのネットの怖さ、これを武器として選挙をする怖さがある。この問題をしっかり
こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。松本人志さんが、予定されていた二回目の弁論をせずに訴訟を取り下げたことに関して、無視するわけにはいかない論点がいくつかあったので、遅ればせながら言及しておきます。 * 今年1月に書いたブログ記事 『松本人志さんの罪についての考察と提案』はネットメディアに転載されて大きな反響を呼びました。その後、 『松本さんについての記事への反響など』 『被害者の存在を消すな』 この2本の追加記事を出してから、私は松本さんの件には言及してません。なぜかと聞かれたこともあったんですが、いまに至るまで自分の考えにまったく変化はないので、言及する必要がなかったというだけのことです。 寄せられた多くのご意見にはすべて目を通しました。ご意見といっても、批判の99.9%はまともな日本語の文章にすらなってない誹謗中傷、悪口雑言、泣きごと、負け惜しみ、呪詛、邪言の類。こういった、膿の
さて、この週末に、WUG10周年のファイナルツアー配信、ファイナルライブ応援上映がありました。 私は生憎日本にいなくて応援上映は参加できなかったわけなんですが、金曜日からの配信と、応援上映と同じタイミングで円盤を見てひとりで盛り上がることができました。 この一連が本当に楽しくて、懐かしくて、また新しい元気をもらって、明日からもなんとか人生第2章をやっていこうという気持ちになりました。 そんな時、ふと昔Wake Up, Girls!についての熱い思いを水音さんの同人誌に書いてたことがあって、ちょうどOKもらったので自分のブログでも公開しておこうと思います。 Wake Up, Girls!について + 1.「忘れないで でも上手に忘れて」 これは、Wake Up, Girls!(以下、WUG)から最後に伝えられたメッセージの一つだ。解散が決まって、最後に新曲が4曲出ることになった。その中の1曲
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