トップ > 岐阜 > 10月1日の記事一覧 > 記事 【岐阜】 医療ミスで脳障害 県立多治見病院、死亡女性遺族に賠償へ Tweet mixiチェック 2011年10月1日 管理責任を認め謝罪する原田院長(中)ら=多治見市前畑町の県立多治見病院で 県立多治見病院(多治見市前畑町)は30日、入院患者の管理にミスがあり、女性患者を窒息状態に陥らせ、脳障害による寝たきり状態にしたと発表した。女性は2010年8月に肺水腫で死亡。原田明生院長は「窒息状態にしたことが死期を早めたと認識している」と病院側の責任を認め、9月1日に損害賠償金4500万円を支払うことで遺族と示談したと明らかにした。 発表によると、患者は09年10月、自宅こんろのガス爆発による顔面と頭部の熱傷で救急搬送され、入院した東濃地域の40代女性。入院翌日朝に気道が腫れ、食事や水がのどを通らなくなったが、医師間の連絡が不十分だったため容