滋賀医科大(大津市)は21日、付属病院の新生児回復期治療室と小児科外来に勤務する看護師が結核を発症し、8~10月に接触した患者約700人に感染の恐れがあると発表した。接触患者は健康診断を受ける必要があるため、入院患者には担当医が説明し、外来と退院した患者には22日に速達で知らせるという。 滋賀医大によると、看護師は6月下旬ごろからせきが出始めた。7月と9月の検査で異常は見つからなかったが、今月11日の検査で陽性と診断された。ほかに医師ら病院職員約140人も接触しているという。22日午後に記者会見を開いて説明する。