映画や出版物の倫理規制を行う南アフリカの政府系組織Film and Publication Board(FPB)が、オンライン出版物の規制に関するガイドライン草案を発表した(Slashdot、PDF)。 FPBは映画や出版物のレーティングなども決めている組織。公開されている草案によると、FPBはオンライン出版物に関する実質的な検閲権を要求しているようだ。ガイドラインに違反すればFPBが犯罪として認定できる。またガイドラインを守っている場合でもFPBに料金を支払う義務があるという。 草案ではYouTubeは対象として含まれているほか、テレビゲームやソースコード、ブログなどにも適用可能な文面となっているという。これに対し、南アフリカの市民社会団体などから構成されるRight2Knowは強く反発している(htxt.africa)。