正確には微少重力状態でのロウソクの炎の様子が上記写真です。真ん中に見えるのが芯になっている部分で、その周囲の青いのが炎です。 この実験はNASAが行ったもので、上記写真もNASAによるものです。 一体どういう理屈でこんな状態になるのかという解説と、実際のムービーは以下の通り。 Candle Flames in Microgravity Home Page なぜ周囲に青い炎が滞留するかという原理は以下のページに書かれています。 CFM introduction 通常は上昇気流が発生するので酸素は常にロウソクの炎の下部から提供され、燃え続けるわけですが、微少重力状態ではこの気流の流れが発生しません。なので、縦長のいつもよく見る炎ではなく、半球体状になります。こうなると周囲から酸素が提供される速度が著しく低下し、反応速度が低下します。結果的に炎の温度は低下し、青くなる、というわけ。 実際のムービ
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