先週2月24日金曜日の「朝までテレビ」で、田原総一郎が明らかにおかしくなっていると思っていたら、女性宮家復活を有識者検討会議のなかで主張していることを知って、これは明らかに毀れたと思った。 旧左翼(スターリニズム)が崩壊するまでは、ときに同伴者の顔をしていたが、微妙に立ち位置をずらして、TV業界を生き延びてきたわけだが、今完全に毀れたといえる。往年の田原総一郎は明らかに変貌した。 往年の切れのいい田原はいなかった。 24日金曜日は、橋下徹VS反対派知識と政治家数名の対論の形式をとって、いつも通り田原が司会をした。 いつもながら、橋下の詐術による論点ズラシは目に余るものがあったが、いつもながらそれが深い思考を導かず、瞬間芸として橋下の論争優位を印象づけていたようだ。ようだ、というのは私には橋下の論理破綻と思考の行き詰りを随所に感じ取ったからだ。 一方、反対派は覇気に乏しく、所詮見せる芸にはほ