世界のアパレル勢力図で変動が起きている。カナダのルルレモン・アスレティカが巣ごもり需要で業績を拡大させ、時価総額は「御三家」の一角、スウェーデンのヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)を上回る。店頭ではフィットネスなどの魅力を訴え、ネットで商品の販売を伸ばす。店頭では「売らない接客」は丸井グループが参考にするなど、デジタル時代の事業モデルとしても注目される。「全ての事業領域で継続的な強さ
繁華街から15分も歩く東京・渋谷の静かな通りで、1着10万円のダウンジャケットが飛ぶように売れる。一方、駅前の百貨店のアパレル売り場は閑古鳥が鳴く。業界の人々は「アパレル不況」と一口で言うが、本当だろうか。現場を歩いてみた。25テーマ連載電子版「ビジネス」がオープンしました。国内外のあらゆる産業を業種ごとにフォローできます。「コンフィデンシャル」では25業種・テーマの内幕ルポを約1カ月にわたり連載中です。1分半に1着売れる
毎夏恒例のバーゲンセールに駅ビル運営大手のルミネ(東京・渋谷)が今年、一石を投じた。開始時期を他社より約1カ月遅らせ、定価販売を衣料品ブランドに促した。「ユニクロ」など低価格品やインターネット通販の広がりで値引き品の魅力は薄らぐ。セールありきの事業運営に陥ったアパレルは疲弊し、本来は歓迎すべきルミネの要求に応えられずにいる。
アパレル大手、三陽商会が全従業員の2割にあたる250人の早期退職を募ることが24日、発表された。昨年6月に英高級ブランドの「バーバリー」とのライセンス契約が切れたことに伴い、売上高が激減。2015年12月期の売上高は975億円(前の期比12.2%減)となり30年ぶりに1000億円を下回った。今年2月に発表した16年上半期の売上高見通しは当初、370億円(前年同期比33.1%減)だったが、24日に
暖冬も重なり、消費者のファッション離れは深刻だ。かつて量販店衣料の強者だったイトーヨーカ堂は業績不振で社長がわずか2年で交代。ファーストリテイリングが運営する「ユニクロ」の国内既存店売上高も9~11月期はマイナスと厳しい。とりわけ肌着に強かった点で共通している2社だが、ユニクロにとって1990年代後半に失速したままのヨーカ堂は大きな教訓だ。成功体験に縛られたヨーカ堂セブン&アイ・ホールディン
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