【ニューヨーク=竹内弘文】米ニューヨーク州南部地区の連邦地検は28日、暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者サム・バンクマン・フリード被告について、中国政府関係者への贈賄疑いで追起訴したことを明らかにした。取引口座の凍結解除を狙い、4000万ドル(約52億円)以上に相当する仮想通貨を不法に譲渡した疑いがある。起訴状によると、バンクマン・フリード被告が所有する投資会社アラメダ
暗号通貨取引所FTXの破綻によって創業者のサム・バンクマンフリードはビリオネアの地位を失った。さらに、同社の突然の崩壊は少なくとも20名のビリオネアの資産に打撃を与えている。 バハマに拠点を置くFTXとその米国子会社のFTX U.S.は11月11日に突如、破産を申請し、バンクマンフリードと共同創業者のゲイリー・ワンの資産は数時間のうちに蒸発した。さらに最大の外部投資家であるセコイア・キャピタルと、その3人のビリオネアのパートナーたちは、同社への投資をすべて減損処理すると宣言した。 ダグ・レオーネ、マイケル・モリッツ、ニール・シェンの3人のビリオネアが運営するセコイアは、2億1350万ドルをFTXに投資し、ピーク時の持ち株の価値は4億2500万ドルに及んだが、9日にその評価額をゼロにすると発表した。 ピーク時の評価額の合計が400億ドルに達したFTXとFTX U.S.の2社は、2019年以降
暗号取引所FTXの創設者、サム・バンクマン=フリード。 Tom Williams/Getty Images サム・バンクマン-フリードと彼の仮想通貨取引所FTXが崩壊した。 巨額の損失に加えて、連邦政府による捜査の可能性などが取り沙汰される事態となっている。 FTXの破綻は、より大きな仮想通貨(暗号資産)の崩壊が迫っているという恐怖を煽るものでもあった。 11月第一週に金融界に注目していた人は、アルファベット3文字の言葉を調べていたのではないだろうか。SBF、FTX、FTT。もしかしたら、SECも。 もうすでに何のことかわからないかもしれない。 簡単に説明すると、サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried:SBF)と彼が設立した会社のFTXが見事に崩壊し、彼は純資産の94%とCEOの肩書を失い、彼の暗号帝国が破産を申請する結果となったということだ。 しかし、仮想通貨市場
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