アマゾンのクラウド部門AWSのCEOを務めるアダム・セリプスキーは11月18日、ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューで、同社が業界ごとのニーズに特化したサービスを計画中であることを明かし、通信やヘルスケア、自動車などの業界向けのソリューションの開発に着手したと述べた。 「自分たちが反乱軍であるかのように行動し続けることが重要だ」と、セリプスキーは述べている。「世界は大きく変化しており、当社はこれまでとは違う存在になる必要がある。過去に何をやったかは重要ではない」 セリプスキーがAWSのトップに就任する前に、同社のクラウド部門を率いていたアンディ・ジャシーは、顧客のためにサービスをカスタマイズすることを避けていた。 セリプスキーの今回の発言は、同社が戦略を再考していることを意味し、同社がこの分野の反乱軍であるグーグルクラウドに主要な案件を奪われることを懸念している可能性を示唆している。