スズキはインドの自動車販売を底上げするためタクシー配車大手ANIテクノロジーズと提携する。子会社マルチ・スズキを通じ、現地で個人タクシーの運転手になる人材を2019年までに4万人を目標に育成する。資金を借りられるように支援して初めて車を購入する層を囲い込む。急成長する配車サービス企業と協業し、新たな需要を取り込む自動車メーカーの動きが相次いでいる。ANIテクノロジーズはインドの約110都市で配
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業績は好調だが、なにかがおかしい スズキが3月9日から国内で販売開始した小型車「バレーノ」は、インドで生産した逆輸入車だ。同社がインド製の自動車を国内で売るのは初めて。記者会見したスズキの鈴木修会長(86)は「インドで30年以上車を造ってきたが、ようやく品質が日本の工場の水準にまで達した。他の輸入車と同様に日本でも二重検査をしており、品質は全く問題ない。グローバル化とはこういうことではないか」と胸をはった。 自動車市場の成長が有望なインドで圧倒的なトップシェアを誇るスズキ。1983年から他社に先駆けて積極的に投資してきた努力が実った成果と言えるだろう。足元の業績を見ても2016年3月期の第三・四半期決算(2015年4~12月)では純利益が前年同期比28%増の1022億円となり、過去最高を更新。国内や東南アジアの不振をインドでの販売増が補って増益に貢献した。 業績は好調なものの、スズキの最近
6月30日、午後6時。背広をはおり、ネクタイをきっちりと締めた鈴木修会長(85歳)らスズキの経営陣が「ホテルニューオータニ東京」の記者会見場に姿を現した。修氏の長男である鈴木俊宏副社長(56歳)が社長に昇格するという、社長交代の会見だった。1970年代からスズキの「顔」であり続けた修氏は代表権のある会長とCEO(最高経営責任者)の職は続けるが、2008年から兼務していた社長の肩書きを息子に譲った。 株主総会からわずか4日後の社長交代をもたらした独フォルクスワーゲンとの提携解消問題や自動車業界を取り巻く環境変化については、既に多くのメディアが報じている。せっかく「記者の眼」というコラムなので、記者会見、とりわけ新社長に就任した俊宏氏の発言に垣間見た、日本企業の世代交代について書こうと思う。 7回、口にした「チームスズキ」 「中期経営計画は私が中心となり、他の役員と一緒に作成してきましたので、
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