HTTPS通信(SSL/TLS暗号化通信)の流れ ApacheでHTTPS通信をする手順を解説する前に、実際にApacheでどのような流れでHTTPS通信が行われるかを説明します。(処理の流れのイメージを持っておいた方が何のための作業かが分かりやすいと思うので) クライアント・サーバ間のHTTPS通信(SSL/TLS暗号化通信)は以下の流れで行われます。 クライアントがサーバに対してHTTPSでリクエストを送ります サーバは公開鍵付きの証明書をクライアントに送付します(秘密鍵と違い、公開鍵は全世界にばら撒いて問題ありません) クライアント側で生成した共通鍵を、公開鍵を使って暗号化します 暗号化した共通鍵をサーバに送付します 暗号化された共通鍵を秘密鍵で復号化します クライアント・サーバ共に共通鍵を持っている状態となったので、共通鍵を使ったクライアント・サーバ間での暗号化通信が可能となります