花王が、ギャルゲーを公開(//www.kao.co.jp/megurhythm/eye/koi-hogushaki/)していると話題を呼んでいる。そう、あの月のマークでおなじみの花王が、だ。 このギャルゲー(?)は、「めぐりズム 蒸気でホットアイマスク」のキャンペーンページとして公開されているもので、その名も「闘う男のミカタ★恋するほぐシャキ体験キャンペーン」。ホームページの説明では、このゲーム、「バレンタインにちなんで、ハートまでほっ(ハート)と温まるゲームを期間限定で公開中!気になるあの子と会話を進めて、サンプルセットをゲットしよう!」とのことだ。なるほど!把握! というわけで、ゲームをレッツプレイ。ページにアクセスすると、まず、「あなたの属性を選んでください」と、“学生”“社会人”の選択肢が用意されている。 それぞれに会話できる女の子が異なり、“学生”を選ぶと、吹奏楽部所属で明るく素
2005年3月期まで24期連続で経常増益を達成するなど、高収益企業の代名詞だった花王が、06年3月期以降、一転して5期連続の経常減益にあえいでいる。リーマンショックの影響もあるが、低迷の真の原因は、化粧品事業の不振とグローバル展開の遅れにある。花王は再び輝くことができるか。(「週刊ダイヤモンド」編集部 前田 剛) 中国とのあいだで尖閣諸島問題が深刻化しつつあった9月20日、花王の尾崎元規社長は上海にいた。衣料用液体洗剤の新製品「アタック瞬清」の発表会に出席するためだ。18日には北京の日本大使館前で抗議デモが起きるなど、発表会開催に当たって不安要素は尽きなかったが、尾崎社長は迷わずゴーサインを出した。 「中国は今後も大きく成長するエネルギーに満ちている。花王グループの総力を挙げ、中国で確固たる存在感のある企業になりたい」──。発表会冒頭、尾崎社長はこう挨拶し、花王の中国市場に対する並々ならぬ
1959年生まれ。栃木県在住。都市銀行勤務を経て92年に公認会計士2次試験合格。09年12月〜13年10月まで公認会計士試験委員(原価計算&管理会計論担当)。「高田直芳の実践会計講座」シリーズをはじめ、経営分析や管理会計に関する著書多数。ホームページ「会計雑学講座」では原価計算ソフトの無償公開を行なう。 ------------ファイナンスの基礎知識が満載!------------ ★高田直芳ホームページ『会計雑学講座』★ 公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略 大不況により、減収減益や倒産に直面する企業が急増しています。この連載では、あらゆる業界の上場企業を例にとり、どこにもないファイナンス分析の手法を用いて、苦境を克服するための経営戦略を徹底解説します。 バックナンバー一覧 今回は「キャッシュフロー計算書」という看板を掲げた「連載40回記念キモ試し大会」へのご招待である。
尾崎元規・花王社長――機能性食品からの撤退はない、できれば食用油で再出発(1) - 10/04/22 | 09:30 消費不況の中、デフレ傾向に回復の兆しは見えない。花王も化粧品事業で苦戦を強いられ、主力の日用品では低価格志向が鮮明となっている。そして2009年9月には、食用油「エコナ」が発がん性の疑いで販売自粛となった。特定保健用食品(トクホ)の認定を受けた人気商品だっただけに、衝撃は大きかった。“花王復権”への戦略を尾崎元規社長に聞いた。 ――エコナ問題から得た教訓は。 食の安全と安心の問題を、消費者に理解していただく難しさを痛感しました。安全はある程度、科学的な説明ができますが、安心は消費者によって認識が異なります。だからこそ消費者、消費者団体、マスコミ、行政など、さまざまな相手と日頃から食の安心について、議論しておくことの必要性を感じましたね。 ――エコナは以前から発がん性を指摘
景気低迷による消費者の買い控えで苦境に立たされている化粧品業界。主要商品は軒並み前年割れだが、おもしろいことに「ハンドクリーム」が売れている。ニベア花王によると、2009年の市場規模は前年比3%増の約130億円となった。 売れている理由は2つある。 第1に、新型インフルエンザの流行。昨年8月、真夏の最も売れない時期にもかかわらず、市場は対前年比22%も伸びた。手洗いやアルコール消毒をする機会が急増したことで、手が荒れやすくなった消費者がハンドクリームを買いに走ったのではないかと見られている。 第2に、単価アップ。これまでのハンドクリームの売れ筋価格帯は600円以下。ところが昨年12月には約1200円もする仏ピエールファーブルジャポンの「アベンヌ薬用ハンドクリーム」がトップに立った。おしゃれなパッケージや使用感、肌改善効果による異例のヒットだ。 「“手”に対する女性の美容意識が高まっている」
[東京 8日 ロイター] 花王4452.Tは8日、「エコナ」や「エコナ」を使ったドレッシングやギフトなど関連製品で特定保健用食品の許可に関する失効届けをきょうにも消費者庁に提出すると発表した。 同社はエコナについて、欧州を中心に安全性の議論が出ている「グリシドール脂肪酸エステル」が含まれていることを確認したため、すでに販売・出荷を見合わせている。販売額は年間200億円で、2010年3月期の業績に与える影響については、精査の上、4―9月期決算発表に反映させる。 今後は、「グリシドール脂肪酸エステル」を一般食用油レベルまで低減する技術を確立し、関連データなど準備が整い次第、新生エコナとして新規申請手続きする方針。
花王は16日、特定保健用食品「エコナ」シリーズの関連全商品について、17日から出荷・販売を停止すると発表した。商品に含まれる「グリシドール脂肪酸エステル」という物質が発がん性物質に変化する可能性があるため。出荷・販売が停止されるのは食用油「エコナクッキングオイル」や同シリーズのマヨネーズ、ドレッシングオイルなど全59商品。 「グリシドール脂肪酸エステル」は発がん性のある「グリシドール」に分解される危険性が欧州で指摘され、日本でも食品安全委員会が調査中。花王は「危険性の有無は判明していないが、消費者の意識も考慮し、販売を自粛する」と説明している。 花王によると、6月中旬にエコナクッキングオイルを自主検査したところ、「グリシドール脂肪酸エステル」などが通常の食用油の最大18倍含まれていることが分かった。製造時の脱臭工程で副次的に精製されたのが原因という。エコナシリーズは99年2月に発売され、年
花王が1987年に発売開始した「アタック」は、洗剤市場で長年のトップブランドだが、今年8月29日に新製品を投入する。「洗浄成分の開発に10年もかかった。関連特許もすべて出願しており、他の追随を許さない」(尾崎元規社長)という自信作だ。 新製品の「アタックNeo」は上左写真のようにコンパクトなのが特徴。従来は1キログラムあったところが、400グラムで同じ回数、洗えるという。しかも、「現在2回行なわれているすすぎが1回ですむのが特徴。6月に企業理念として掲げた“いっしょにエコ”を具現化する第1弾商品」(尾崎社長)。月に900リットル節水できるという。 洗剤には粉末と液体がある。液体市場は全体の4割程度だが、昨年は2ケタ成長を遂げている。ところが、花王は洗剤全体ではシェア4割を誇るものの、液体に限れば2005年以来、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)の「アリエール」の後塵を拝
花王石鹸を日本最大のトイレタリー・メーカーに押し上げた立役者、丸田芳郎社長(69)は比類なき「確信の人」だ。 ある日湧き出でるアイデアを「神の啓示」と頑に信じ、遮二無二突き進む。このエネルギッシュな思い込みが、数数のヒット商品を生んできた。 指針とする道元や聖徳太子の言葉にしても、つきつめれば自分本来の生き方の“再確認”だった。(文中敬称略) (平田 育夫) 筆者の前で、老経営者はにわか“美容部員”に変身した。最近売り出した化粧品に話が及んだ時、やおら実物を取り出すと自分の手の甲に塗り始めたのである。 69歳のドス黒い皮膚に、淡いベージュ色が広がる。いささか異様な光景である。しかし丸田はためらわない。その上にパフでパウダーを塗り付けながら、この化粧品が発汗を妨げないことなどを、信州訛りの言葉で語り続ける。 「皮膚医学上、効用に根拠のある商品でないと商品自体、化けて粧うことになるんだ」。ムー
(毎週木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) 皆さん、こんにちは。板倉雄一郎事務所パートナーの木村です。 お花見シーズンを終えてあっという間に葉桜となりましたね。 前回は番外編ということで、東京証券取引所に新設された、いわゆるプロ向け市場「TOKYO AIM」について紹介しました。これからは今まで通り個別企業の変化対応について紹介していきます。 ちょうど決算発表シーズンということで、各社の決算状況は様々かと思いきや、案の定、曇りマークや雨マークの発表(そして見通し)となっていますね。 重要なのはこの「見通し」の方なのですが、3月決算の会社はまだ新しい期がはじまったばかりなのにも関わらず、先行きも怪しげな雰囲気です。トヨタは前期(2009年3月期)に続き今期(2010年3月期)も赤字の見通し、との発表が4月12日付日経新聞朝刊に報道されていました。 12日しか経っていないのに早
(毎週木曜日は、パートナーエッセイにお付き合いください。) 皆さん、こんにちは。板倉雄一郎事務所パートナーの木村です。 新型インフルエンザの東京来襲(?)を控え、都内ではマスク着用の人たちが日に日に増えています。 GWを挟んだ関係で少し空いてしまいましたが、前回の僕のエッセイでは、清潔で美しく健やかな毎日を目指す「花王」をとりあげ、日用品における今後の成長戦略についてみてきました。 その後、折しも新型インフルエンザの日本上陸により、衛生関連の銘柄に注目が集まっています。今月19日付日経新聞朝刊にも「花王がハンドソープを増産」というニュースが掲載されていました。国内の休止ラインを再稼働させて増産させるとのことであり、これにより、この日の花王の株価は上昇したようです。しかし、このウェブサイトをご覧の皆さんであればお気づきの通り、単純に増産により販売数量が増加したということだけではなく、再稼働の
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