ビスケット小麦粉に卵・砂糖・バターなどを加えて練って成形して焼き上げたお菓子のこと。 辞書的には「通常は甘くて、乾いていて、小さくて、平たいケーキ」と表現される。 「ビスケット」という言葉は「二回調理する」という意味のラテン語「bis coctus」に由来し、 古代においては二度焼きして保存性を高めた乾パンのようなものを指していた。 中世以降、小麦粉や砂糖の生産量が増えてくると、より甘く柔らかいビスケットが作られるようになり、 産業革命を経て、庶民的なお菓子として普及し、多種多様なビスケットが作られるようになった。 しかしアメリカで「ビスケット」というと、ケンタッキーフライドチキンのビスケットのようなパンの一種を指す。 クッキーオランダ語で「ビスケット」を意味する「koekje」に由来する。 「koek」はケーキのことで、そこに指小辞「je」が付いて「小さなケーキ」という意味になる。 19
