「コード決済サービスの相続手続きが、1カ月以上たっても終わらない」「故人が契約したサブスクの請求を止めたいが、IDとパスワードがわからない」 故人の“デジタル遺品”に関するこんな相談が寄せられているとし、国民生活センターが「“デジタル終活”の必要性が高まってきている」と呼び掛けている。 万一の際に、遺族がスマートフォンやPCのロックを解除できるよにしておくこと、各サービスのIDやパスワードを整理しておくことなどを推奨している。 センターに寄せられた相談として、「故人が利用していたネット銀行の手続きをしたいが、スマートフォンの画面ロックを解除できず、契約先が分からない」「弟がコード決済に入金したまま突然亡くなり、カスタマーサポートに連絡して戸籍謄本などを送付したが、1カ月経っても回答がない」「夫が契約していたサブスクサービスのIDとパスワードが分からず、すぐには解約できないと言われた」などの