アフガニスタン北部バグラン州の村で、住宅の庭の泥をかき出す少年(2024年5月11日撮影)。(c)Atif Aryan / AFP 【5月12日 AFP】国連(UN)の世界食糧計画(WFP)は11日、アフガニスタンの複数の州で大雨により洪水が発生し、300人以上が死亡したと発表した。当局は非常事態を宣言し、行方不明者の捜索・救助活動を急いでいる。 大雨のため川の水位が上昇し、村や農地は泥に覆われた。アフガンでは貧困の割合が多く、国民の多くは農業に依存している。 北部バグラン(Baghlan)州は最も深刻な被害に見舞われ、WFPアフガニスタン事務所の広報官は、「現時点で311人が死亡し、家屋2011棟が全壊、2800棟が損傷を受けた」とAFPに述べた。 タリバン(Taliban)のザビフラ・ムジャヒド(Zabihullah Mujahid)報道官はX(旧ツイッター)で、「何百人もの同胞が悲惨
Balkh province is home to a wide range of archaeological sites Dozens of archaeological sites in Afghanistan have been bulldozed to allow systematic looting, according to researchers at the University of Chicago. They say their analysis of satellite photos provides the first definitive photographic evidence that looting patterns that began under the previous government have continued since the Tal
アフガニスタンの民主化が失敗した大きな要因は汚職だ。巨額の国際支援が闇に消え、政治不信を招いた。アメリカのアフガン復興担当特別監察官事務所は2001~19年の支援総額のうち、調査対象の30%が「無駄遣いと不正」で失われたと指摘している。長い内戦を戦い抜きイスラム主義組織タリバンを追放したアフガン人は、私欲追求に専念し国造りを怠った。そしてタリバン復権を許した。民主化失敗は国際社会だけの責任ではない。アフガンの誇り高い戦士たちは、なぜ汚職に走ったのか。(敬称略、共同通信=新里環、木村一浩) 誰もアフガンのことを考えず、アメリカ製の民主主義を押しつけた 民主化が失敗した理由は何か。これからどうなるのか【アフガン報告】6回続きの(1) ▽予算の半分以上は汚職で消えた 「未来は明るい。日本メーカーの工場と高層ビルが立ち並び繁栄した国になる」。民主化プロセスが本格化した2003年にそう確信していた北
Taliban fighters stand at a checkpoint in Kabul, September 2022 Two years since the Taliban swept into power in Afghanistan, not a single country has formally recognised their rule. Even engaging with the Taliban government remains deeply controversial. Some say talking with them will help bring about change, others insist the Taliban will never change so there's no point in talking. And as the wo
アフガニスタン・ヘラートで焼却処分される楽器や音響機器。勧善懲悪省提供(2023年7月29日撮影、提供)。(c)AFP PHOTO/Afghanistan's Ministry for the Propagation of Virtue and the Prevention of Vice 【7月31日 AFP】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン(Taliban)当局は29日、西部ヘラート(Herat)州で楽器や音響機器などを焼却処分した。 ギター、ハーモニウム、タブラといった楽器のほか、アンプやスピーカーなど音響機器が野外で燃やされた。市内の結婚式場から集めたものが大半を占める。 ヘラート州の勧善懲悪省トップは「音楽は道徳の崩壊を招く。若者が音楽を演奏すれば道を外れる」と説明した。 タリバンは2021年の実権掌握以来、公の場での音楽の演奏を禁止するなど、イスラム法の厳格な解釈に基づ
タリバン復権で危ぶまれる世界遺産の存続 相次ぐ盗難や破壊、バーミヤンの未来を憂う―安井浩美のアフガニスタン便り アフガニスタン中部の世界遺産バーミヤン遺跡で2001年、イスラム主義組織タリバンの旧政権が大仏2体を爆破した。そのタリバンが2021年8月、20年ぶりに復権し、世界遺産の存続が危ぶまれている。アフガン情報文化省の職員はタリバンが国を掌握する前から、バーミヤンでの貴重な発掘品を首都カブールへ移送するよう何度も中央政府に要請していたが、実現はかなわなかった。タリバンがバーミヤン中心部へ侵攻する数時間前には、何者かが日本とドイツの調査隊の収蔵庫の扉を開け、発掘品を盗み出したと当時現場にいた人々は証言する。さらには、2002年から2012年までに世界最大級の東大仏(高さ約38メートル)前から発掘された仏頭などの遺物がほぼ全て盗み出されたり、破壊されたりしたと情報文化省の職員は明かした。
A year after the Taliban takeover, BBC correspondent Secunder Kermani visits the group's heartlands in southern Afghanistan to discover that peace comes at a price. In a dusty patch of land next to the Helmand river, along what used to be one of the frontlines of the war, two teenage boys are locked in an embrace, trying to wrestle each other to the ground. Sitting in a wide circle, spectators loo
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