スペースX創業者のイーロン・マスク氏は、火星への往復費用は将来的に50万〜10万ドル(約5500万円〜1100万円)以下になるとの見通しを語りました。 マスク氏はツイッターアカウントにて、「月や火星へのチケットの値段はいくらになると思う?」との問いかけにたいし、「人数によって大きく変わるが、火星への往復切符(復路は無料)はいずれ50万ドル以下か、おそらく10万ドル以下になるだろう。先進国の市民なら、地球の家を売って火星に移住できる価格だ」と伝えているのです。 スペースXは現在、超大型宇宙船「スターシップ」と、そのブースター「スーパー・ヘビー」を開発しています。このスターシップは以前BFR(ビッグ・ファルコン・ロケット)と呼ばれていた頃の計画では、100人を搭乗させることが可能です。また、火星から地球へと帰還し、何度も再使用される予定です。 マスク氏はこのスターシップについても、「ファルコン
米スペースXを率いるイーロン・マスク氏は、火星基地「マーズ・ベース・アルファ(Mars Base Alpha)」の想像図を微修正して公開し、その建設がおそらく2028年になることを明かしています。 スペースXは現在、超大型ロケット「BFR(Big Falcon Rocket)」の開発を進めています。先日発表されたZOZOTOWNを率いる前澤氏の宇宙旅行計画では、上段の宇宙船「BFS」部分にアップデートがくわえられました。そして今回のイラストでも、BFSの可動式のフィンが確認できます。さらに船体に沿うようにして新たなフィンが追加され、よりスペースプレーンらしい姿に調整されているようです。 現時点ではBFRは2019年に小規模なテスト打ち上げ、2020年にテスト打ち上げ、そして2022年と2024年に火星探査ミッションが予定されています。また、前澤氏による月旅行は2023年が目標とされています
2018年2月6日(現地時間)の打ち上げを目指す、宇宙開発企業ことスペースX社の「ファルコン・ヘビー」ロケット。こちらについて、FAA(連邦航空局)が打ち上げのライセンスを発行したことが報じられています。 2月2日に発行されたこのライセンスは、2月6日のファルコン・ヘビーの初打ち上げでのみ有効です。ペイロード(積荷)の種類としては、「テスラ・ロードスター(質量シミュレーター)」と記載されており、打ち上げ軌道は地球との双曲線軌道となっています。この初代モデルのテスラ・ロードスターはデビッド・ボウイの「スペース・オディティ」を流しながら、火星へと向かう予定です。 「サターンV」以降に運用されるロケットで最もパワフルとなる予定のファルコン・ヘビーは、全長70メートルで全幅12.2メートルとなり、低軌道(LEO)に約64トン、静止トランスファ軌道(GTO)に約27トン、そして火星に約17トンの打ち
若干NASAが取り残されている気がするのはさておき、宇宙開発にも深く関わるボーイングのデニス・マイレンブルクCEOは「火星への有人探査競争で、イーロン・マスク氏が率いるスペースXに打ち勝つ」と高らかに宣言しました。 米メディアのCNBCのインタビューで「火星に最初に人を送るのはボーイングとスペースXのどちら?」と聞かれた同CEOは、「もちろん我々は火星に到達するが、それだけでなく火星に初めて足跡を残すのはボーイングのロケットに搭乗した宇宙飛行士だ」と語ったのです。 スペースXの「ファルコン9」や「ファルコン・ヘビー」の存在感に隠れがちですが、ボーイングはNASAの次世代超大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」の主要製造契約業者。SLSは2019年から打ち上げが始まり、その後に月近くに「ディープ・スペース・ゲートウェイ(Deep Space Gateway)」を建造。火星など
スペースX、次世代大型ロケット「BFR」で2022年に火星着陸ミッション 2024年には有人探査も 2017/09/29 宇宙開発 宇宙開発企業のスペースX社は国際宇宙会議にて、次世代大型ロケット「BFR」とその計画を明かしました。同ロケットは2022年に無人の火星着陸ミッションを、そして2024年には有人での火星探査ミッションを予定しています。 スペースXが公開したBFRは再使用可能なブースターと宇宙船を組み合わせた構成で、将来的には同社のロケット「ファルコン9」や「ファルコン・ヘビー」を置き換えます。全長は106m、直径は9mと超大型ロケットに相当。31基の「ラプター」エンジンを搭載します。 そして宇宙船部分は全長48m、直径9m、重量85トン、ペイロードは150トン。居住空間は825平方メートルで、エアバスの総2階建て旅客機「A380」よりも広いとのこと。有人輸送仕様では40のキャビ
スペースX、火星探査を2020年に延期へ 宇宙飛行士輸送やファルコン・ヘビーに注力 2017/02/20 宇宙開発 ようやくファルコン9による打ち上げが軌道に乗りだした スペースX社 ですが、すべてがうまくいっているわけではないようです。同社社長のGwynne Shotwell氏は2月17日、スペースX初となる 火星探査ミッションが2020年へと延期 されたことを認めました。 もともと2018年を予定した同社の火星探査ミッションですが、Shotwell氏は「 我々はよりクルー(乗務員)ミッションやファルコン・ヘビーに集中すべきだ 」と発言。 2018年後半に予定されてるISS(国際宇宙ステーション)への商業乗員輸送開発(CCDev) への注力を表明しました。また打ち上げ能力を向上させた 「ファルコン・ヘビー」も今年の夏に初打ち上げ が行われる予定です。 スペースXによる火星探査には、
米宇宙企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者は1日、早ければ2024年にも人を乗せた有人宇宙船を火星に向けて打ち上げる構想を明らかにした。米航空宇宙局(NASA)が30年代に計画している有人火星探査に先駆け、民間企業が火星に初めて人を送る可能性が出てきた。 カリフォルニア州で開かれたオンラインメディア「リコード」のイベントで概要を明らかにした。マスク氏は「すべて計画通りに行けば、おそらく24年には有人宇宙船を打ち上げ、25年には火星に到着するはずだ」などと述べた。9月にメキシコで開かれる国際会議で詳細を公表するとしている。 マスク氏は、地球との位置関係で約2年に一度の頻度で訪れる火星への打ち上げの好機を、18年以降は毎回逃さず利用する考えを示した。今年4月には、18年に無人宇宙船「レッド・ドラゴン」を火星に打ち上げる計画を明らかにしており、まず無人で火星軟着陸を成功させてから、24
スペースX 民間火星探査を2018年に実施へ! レッド・ドラゴン宇宙船利用 2016/04/28 宇宙開発 宇宙開発を以前から進めている民間企業の スペースX社 が、非常に野心的な計画を発表しました! なんと、同社は 2018年に火星探査を実施 すると発表したのです! スペースXによる火星探査には、新たに開発される レッド・ドラゴン宇宙船 が利用されます。そしてこのレッド・ドラゴン宇宙船は火星に到着した後、「 さまざまな火星環境を調査し、地球に送信する 」とのこと。おお、これはまさにNASAやESA(欧州宇宙機関)による火星探査と同じような内容ですね! 同社CEOのイーロン・マスク氏は以前にも、火星への有人探査を2025年までに実現させたいと 発言 していました。これはNASAによる2030年代に予定されている火星の有人探査よりも早いものとなります。また、スペースXは火星までの宇宙船の
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