2度の強制立ち退きにあい、移転してきた銭容疑者の自宅。内装が豪華だったという前回の家と異なり、質素なつくりだった=江西省撫州、奥寺写す1995年に強制立ち退きにあった銭容疑者の自宅跡。家の大部分が取り壊されて道路になった。一部だけ残った建物で冷蔵機能付きの棺おけの製造などをしていた=28日、江西省撫州、奥寺写す26日に地下駐車場で車が爆発した撫州市臨川区政府の庁舎。バイクや車の破片、ガラス片などが散らばっていた=27日、江西省撫州、奥寺写す江西省撫州 中国江西省撫州市で26日に起きた政府機関の連続爆破事件は、2度も立ち退きを強いられ、十分な補償も得られない「不正義の連続」に憤った一人の住民が起こしたとみられる。政府の指導の下での開発が何よりも優先され、個人の利益が置き去りにされる全体主義も背景にある。 爆発があった同市臨川区の政府庁舎前にはガラス片や車、バイクの破片が散乱している。近づ