松江市は2009年1月25日,市内の中学生を対象に「Ruby教室」を開催した。中学生13名と保護者9名が参加,画面に図を書いたり時計を表示したりするRubyプログラムを実際に動かし,コンピュータの動作を学んだ。 松江市では,世界的に普及しているプログラミング言語Rubyの作者まつもとゆきひろ氏が市内に在住していることから,Rubyによる産業振興を図る「Ruby City Matsueプロジェクト」を推進している。これまで島根大学や松江高専などでRubyプログラミング講座を実施してきたが「中長期的にRubyユーザーの増加を図るためには,若年層からRubyのリテラシー向上を図ることが重要」(松江市)として,中学生を対象にしたRuby教室を開催した。定員15名に対して32名の参加申し込みがあり,抽選で参加者を決定した。 Ruby教室は,Ruby City Matsueプロジェクトの拠点として松江