中国の経済規模が日本を上回ることが確実視されている。しかし、都市別で比較すると、中国最大の都市・上海は東京のわずか6分の1程度の経済規模に留まっている。それは今後の「伸びしろ」が大きいとも言い換えられる。つまり「都市力」は、一般的なイメージとの乖離が大きく、また将来においても大きく変動する可能性を秘めている。グローバル化が進む現在、世界経済を国単位で比較分析することは、もはや必ずしも有効ではなくなった。「本当に成長性が高い都市はどこか」を吟味することは、海外進出を狙う企業にとっても重要だ。近い将来、驚くべき成長が見込まれる世界の経済都市を、徹底検証してみよう。(取材・文/プレスラボ 梅田カズヒコ) 「世界第2の経済大国」でなくなる日本 だが東京の都市力を上海と比べると? 「中国のGDPは2010年に日本を超える」。去年、中国メディアに対して日経新聞の杉田会長はこう語った。 近い将来、中国が
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