ことし2月の関東甲信地域を中心とした大雪で、損害保険各社が被害を受けた人に支払う保険金は2500億円余りに上り、大雪としては最大の規模になることが業界団体のまとめで分かりました。 ことし2月の関東甲信地域を中心とする大雪では、雪の重みで住宅や倉庫が破損したり、落ちてきた雪で自動車が壊れるなどの被害が相次ぎました。 これについて、日本損害保険協会が主な損害保険会社39社を対象に先月末時点で調べたところ、1都7県の被害に対して支払う保険金は合わせて2535億円に上ることが分かりました。 これは、大雪の被害に対する支払額としては記録のある昭和45年以降で最大で、地震以外の災害としても、平成3年の台風19号の被害による5679億円、平成16年の台風18号の3874億円、平成11年の台風18号の3147億円に次ぎ、4番目の規模だということです。 都県別に支払額を見ると、埼玉県で628億円、東京都で5