連載主旨 日本の伝統的なものづくりの技を取り上げ、分析します。単なる表面的な紹介にとどまらず、多角的に「技」を分析することで、その本質を浮き彫りにすることを目的とします。同時に、日ごろは開発や経営の最前線で働いておられる読者の方々に、「人と仕事」を通じ文化/芸術の奥深き世界に触れていただくことも目指しています。分析の視点ですが、一つ目の切り口は、技自体の検証。経験則で完成度を上げてきた技には、合理性があるはずです。それを現代的な視点で分析します。二つ目の切り口は、「継承術」の検証。高度に組み上げられた技の体系を、どう代々伝えてきたかを解きほぐします。三つ目の切り口は、時代性の検証。時代の変化をどう乗り切ってきたかを振り返り、今後のあり方を探ります。 1942年東京都生まれ。東京写真短期大学卒業。写真家、土門拳に師事した後、70年からフリーランス。主に人物、古美術、仏像をテーマに活動。全国の
ずばり、伝統芸能はグローバルにならざるを得ない現代日本人の必修科目。英語を習うと同時にしなければならないことの1つなのです。伝統芸能は、単なる昔の歌舞音曲という認識を捨てましょう。そこには日本人のあるべき姿、価値観が綿々といまも横たわっている。ビジネスマンだからと言って、眼中になかったとしたら失態です。 グローバルに立ち向かう際、日本人の弱点は「海外の眼を異常なほどに気にする」こと。コンプレックスなのか自信がないのか。 「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引く」という40数年前のことがいまだに存在。消費税でもTPPでも、すぐに「海外では・・・」という言い訳をする。原発対応の酷さで海外メディアから酷評されると見えないように蓋をする。 一方で、日本人スポーツ選手や音楽家が活躍すると小躍りする。どこの国でもそうでしょうが、日本の場合、極端すぎるきらいがあります。 また、日本人論に関する書籍の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く