1月からスタートしたシリーズ企画「山本一郎と燃ゆるICT界隈」。2月はビッグデータ、パーソナルデータ強化月間ということで、『統計学が最強の学問である』著者の統計家・西内啓さん、そして新潟大学大学院・実務法学科教授の田中幸弘さんをゲストにお迎えしています。最終回となる今回は、ネット業界からゲノム創薬まで斬り込みます。(※本文内敬称略) 第一回「ビッグデータは幻想なのか?」(掲載中) 西内さん、田中さんのプロフィールはこちらから 第二回「データサイエンティストって、ぶっちゃけどうなの?」(掲載中) 第三回「パーソナルデータで広告界の地殻変動は起きるか?」(今回の記事) ネット業界のリーガルマインドはカオス状態 山本:さて、前回は「データサイエンティストってどうなんですかね?」っていう話から、企業経営におけるビッグデータの位置付けまで議論させていただきました。で、結局、データサイエンティストって