ファーウェイ(Huawei Technologies)の創業者でCEOを努めるレン・ジェンフェイ(Ren Zhongfei、任正非)氏が先ごろ、自社製品に対するサイバーセキュリティの問題が取りざたされている米国通信機器市場からの撤退を決めたことを、フランスのニュースサイトLes Echosとのインタビューのなかで明らかにしたという。 レン氏はインタビューのなかで、「ファーウェイが米中両国間の貿易の障害になっているなら、米通信機器市場でビジネスを行うのは割りに合わない」と語り、「米中の板挟みにならないよう、われわれは米市場からの撤退を決めた」などと述べたという。 この件については、昨年10月に米下院諜報委員会(U.S. House of Representatives' Intelligence Committee)が、ファーウェイおよびZTEの製品に米国の安全保障を脅かす可能性があるとする