3日間で3試合……。野球ではない、サッカーの話だ。11月22日から24日にかけ、“世界一過酷”と呼ばれるサッカー大会がおこなわれた。その大会とは全国地域サッカーリーグ決勝大会決勝ラウンド。全国各地域リーグから勝ち上がってきた4チームが3日連続、総当たり戦でJFL(日本フットボールリーグ)への昇格を賭けて戦う大一番だ。 ◆昇格にFC大阪サポーター感泣 今はJリーグで戦うアルビレックス新潟や松本山雅FCといったチームもしのぎを削ったこの大会。第38回目の今回はFC大阪、クラブ・ドラゴンズ(茨城県)、奈良クラブ、サウルコス福井が激突した。 最終日の第1試合はFC大阪対クラブ・ドラゴンズ。Jリーグ入りを目指す大阪と流通経済大学サッカー部を母体とするドラゴンズという対照的なチームカラーもこの大会ならではだ。横一列に並び、学生らしいはつらつとした応援をするドラゴンズと、試合前から入念にラジオ体操をして