NECは、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」(注1)の1つとして、街中や店舗などの既存のカメラで、離れた場所からでも人の視線の方向をリアルタイムに検知できる「遠隔視線推定技術」を開発しました。 従来、視線の検知は、赤外線ライトとカメラが一体となった専用装置を用いて、近距離から赤外線ライトを目にあてその反射の方向により検知を行っていました。 本技術は、世界No.1のNECの顔認証技術(注2)の中核となる顔特徴点検出技術(注3)を用いて、視線検知に必要な目頭や目尻、瞳など目の周囲の特徴点を正確に特定することで、通常のカメラのみで上下左右5度以内の誤差となる高精度な視線方向の検知を実現したものです。 また、低解像度や明るさの変化への対応強化により、カメラと対象者が10m離れた位置からでも視線検知を可能としました。さらに、高速に計算可能な特徴量抽出技術により、これまでは困難だった
東北大学と日本電気株式会社(NEC)の研究グループは、特殊な数体系に基づく演算圧縮法を発見し、消費エネルギーをこれまでより50%以上削減した世界最高効率のAES暗号処理回路の開発に成功した。 現在AESと呼ばれる暗号方式が世界標準化しつつあるが、複雑な計算は消費エネルギーが大きく、IoT機器には電池などで動くエネルギー制約の大きい機器が多いため、AES暗号処理の省エネルギー化が実用上極めて重要とされていた。 研究グループは、AES暗号アルゴリズムがガロア体という特殊な数体系に基づく計算として表現されることに着目した。今回考案した新演算方式では、入力の数表現を別の数表現に変換することで、複数の計算を一度に計算し、その後、数表現の逆変換を行うことで、通常の計算と同じ出力を得られる。また、使用する回路素子の大幅削減も可能。さらに、新方式に基づくAES暗号処理回路を設計・開発し、従来の世界最高の回
所有する喜びを感じる――日本未発売、円形で限りなく普通の腕時計に近いAndroid Wear「Moto 360」購入レビュー 一般的な腕時計と同じ”丸い文字盤”を持つ、話題のAndroid Wear「moto 360」を購入しました。さまざまなAndroid Wearが登場していますが、moto 360が「これぞ本命!」と言われるのには理由があります。 日本未発売だけど、どうやって買ったの? EXPANSYS様から「Moto 360入荷するから36,000円だけど買う?」メールが来た。どうするよ!! — やむけい*❎ (@yamkei) 2014, 9月 16 海外のSIMフリー端末を扱う「EXPANSYS」というショップで、買う買わない問わずに申し込める事前予約をしていたのですが、9月16日に最終的な購入確認のメールが来ました。そこですぐさま購入すると返信しました。次の日の17日には受注
NECは2013年11月14日、大量データから特定の意味を含む文書を検出する“テキスト含意認識”の技術を改善したと発表した。約700万文のテキストデータを処理すると、従来のやり方では約1.3時間かかるが、新方式では0.2秒で終わるという。顧客の声やSNSの反応といった非定型データの分析に向く。 テキスト含意認識技術とは、二つの文が同じ意味を含むかどうかを判定する技術である。文の表現が異なっても意味が同じものを検出する。例えば、「私はリンゴが好きだ」に対して、「僕はアップルが好物だ」は含意(意味が同じ)であり、「彼はリンゴが好きだが私は嫌いだ」は非含意(意味が異なる)である。 NECはもともと、テキスト含意認識に強いという。具体的には、単純に単語の一致/不一致を検出するだけでなく、文中における単語の重要度や主語/述語などの文構造を考慮する方式を採用した。これは、単語の重要性で候補を絞るプロセ
NECは2013年11月6日、データベース(DB)のデータを暗号化し、そのまま処理できる秘匿計算技術を発表した。DB側で復号処理を行わないので、「クラウド上のDBを狙った標的型攻撃や、情報漏洩への対策としても有効だ」(NEC クラウドシステム研究所 部長の宮内幸司氏)。2015年度中に、研究所の技術として実用化レベルを目指す。 「これまでのDB暗号化技術では暗号/復号鍵がDB側にあるため、鍵と暗号化したデータが同時に盗まれると、復号される危険がある」(NEC クラウドシステム研究所 セキュアシステムテクノロジーグループ 主任研究員の古川潤氏)。これに対して、NECの秘匿計算技術は、鍵をクライアント側のプロキシーで管理することでリスクを抑えた。 暗号化したデータを処理する流れはこうだ(画像)。アプリケーションが発行したSQLの内容は、暗号化したカラム名やテーブル名にプロキシーが変換する。あら
ビッグデータビジネスという新しい市場を開拓するためには、顧客のニーズとICTベンダーのテクノロジーをマッチングさせることが欠かせない。NEC等はM2Mを活用した農業ICTクラウドサービスをどうやって立ち上げたのか? 自然環境や機器のモニタリング等に活用されているM2M(Machine to Machine)通信は、ビッグデータビジネスの要素技術の1つだ。これを用いて農業ICTクラウドサービスを開始したのが、NECと農業機器メーカーのネポン。農産物を生産するハウス内の温度や湿度などのデータをセンサーで取得し、M2M通信用コントローラーを経由してクラウドデータセンターに送信するものだ。農家はスマートフォンでデータを参照して作物の品質確保と生産業務の効率化に役立てる。 2012年7月にサービスを開始して以降、農家からオファーが殺到している。ネポン営業本部営業部情報通信グループ担当部長の太場次一氏
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