1974年10月6日に『宇宙戦艦ヤマト』の第1話が放送されてから50年。今なお最新作となる『ヤマトよ永遠に REBEL3199』の「第二章 赤日の出撃」公開を11月22日に控え、『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明が率いるカラーが新作アニメ映像を制作する権利を獲得するなど、愛され続け日本のアニメ史に深く刻まれる作品となっている。第37回東京国際映画祭ではアニメ・特撮研究家で、明治大学大学院特任教授の氷川竜介が10月31日開催のシンポジウム「『宇宙戦艦ヤマト』の歴史的意味」に登壇。『宇宙戦艦ヤマト』の何が画期的だったのか、どこが広い世代のファンを引きつけたのかを語った。 アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏(左)と東京国際映画祭アニメーション部門プログラミング・アドバイザーの藤津亮太氏。 「何か違うものを見せられているということがわかった」。シンポジウムに登壇した氷川竜介は、『宇宙戦艦
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