「るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚―」は、1994年より週刊少年ジャンプ(集英社)にて連載。「浪漫活劇 るろうに剣心」では原作マンガの冒頭で描かれる東京編をベースに、オリジナルキャラクターの加納惣三郎を絡めたエピソードが展開される。緋村剣心を演じるのは、宝塚版「ルパン三世」でルパン三世役を演じたことも記憶に新しい、雪組トップスターの早霧せいな。原作でお馴染みの「おろ?」というフレーズもコミカルに挟みつつ、刀を持つと途端に別人のようになる剣心を好演している。 オリジナルキャラの加納惣三郎は元新撰組隊士で、明治維新後は対フランス貿易商を営んでいるという役どころ。剣心と薫の間に立ち、恋敵として2人の間を掻き回す。このほか斎藤一の牙突、相楽左之助の斬馬刀、赤べこでのシーンなど、原作でお馴染みの要素もしっかりと盛り込まれている。武田観柳が念願のガトリングガンを手にしたときに、その喜びを込めて歌い上げる
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