昨年末のことだ。都市探検家のルーク・マクファーソン氏が、オーストラリア・メルボルン南部にある廃墟となった「ワイルドライフ・ワンダーランドパーク」を撮影していた時にそれは発見された。 防腐液で緑色に光っていた水槽の中に入ったままの状態で、重さ2トンもある巨大ホホジロザメの標本が放置されていたのである。 このサメは「ロージー」という愛称で、パークがにぎわっていたころに人気の高い展示物だった。 水槽の中で放置されていた巨大ホホジロザメ 「ワイルドライフ・ワンダーランドパーク」の目玉展示物であった巨大なホホジロザメ「ロージー」は、1998年頃に展示され、パークが閉鎖になる2012年にそのままの状態で放棄されたものと思われる。 その後ずっと水槽の中で孤独な日々を送っていたのだ。 Small Update on Rosie the Shark マクファーソンさんによると、水槽の蓋は何者かによって破壊さ