森博嗣の「すべてがFになる」にシリーズの「笑わない数学者」で以下のようなパズルが紹介されている。 「ビリヤードの球(つまり1~15)から五個球を選んでリングに並べる。 この時、連続する球の数字の和が1~21になるようにするにはどうならべればいいか?」 こちらで実際にこのパズルをプレイできる。 〜〜 追記: この問題は一般に「魔円陣」と呼ばれているものでした。当ブログの別記事「Dobbleの数理」で参照している有限幾何の文献でも解説があります。 amori.hatenablog.com あと、「ガロアの数学 「体」入門、小林吹代 著、技術評論社、2018/6」にも解説がありました。 〜〜 21というのは5個のリングから作りうる最大数で、Combination(5,2)*2+1 =21 であるので、作りうる数字の和に重複がないということである。 5個未満については、 1個の場合は[1]で自明、