試合でヘディングするイングランド・プレミアリーグ、アーセナルのDFローラン・コシールニー(本文とは関係ありません。2010年9月11日撮影、資料写真)。(c)ADRIAN DENNIS / AFP 【6月10日 AFP】元プロサッカー選手が認知症と診断される可能性は一般人と比べて3.5倍近く高いことが、イングランドサッカー協会(FA)と同国プロサッカー選手協会(PFA)が依頼した研究で明らかになった。 英ノッティンガム大学(University of Nottingham)が実施した今回の研究は、元サッカー選手が神経認知障害のリスクが高い可能性があるというこれまでの調査結果を裏づけるものとなっている。 新たな報告書によると、研究に参加した元プロサッカー選手で医学的に認知症や神経変性疾患と診断されたのは2.8パーセントに上ったのに対し、一般の人は0.9パーセントだったという。 FAはこれまで