ガイ・フォークスの仮面をつけたデモ参加者。香港にて(2019年10月6日撮影)。(c)Nicolas ASFOURI / AFP 【11月9日 AFP】香港民主活動家らの個人情報が、「鉄壁」ともいえるほど匿名性の高いウェブサイトでさらされている。ロシアのサーバーを使っているこのサイトは中国共産党関連団体の後押しを受けており、掲載を止める手だてはほぼないという。 著名活動家、ジャーナリスト、議員ら抗議活動を支援している約200人が、8月に開設されたサイト「香港リークス(香港解密、HKLeaks)」で、ドキシング(ネットで他人の個人情報を不正に入手しさらすこと)の被害に遭っている。 民主派の香港中国語日刊紙「蘋果日報(Apple Daily)」の女性記者はAFPに、「脅迫電話が何百本もかかってきた」と話す。「私をビッチや売春婦と呼び、用心しろとか殺すぞとか言われた」。この女性はサイトを閉鎖でき