トマトソースをベースにしたスープにめんをつけて食べる「つけナポリタン」が、富士市内で普及し始めた。「ご当地グルメ」として地域おこしに役立てようという試みだ。11日には同市立吉原小学校の給食に登場し、児童に好評だった。(橋本武雄) つけナポリタンは昨年10月、同市の吉原商店街で行われたテレビ番組の収録で開発された。その後、このメニューを地域活性化に役立てようと、まちづくり組織の「タウンマネージメント吉原」が調理講習会を開くなどして普及に努めてきた。 現在までに、つけナポリタンを提供するレストランや喫茶店などは、同商店街を中心に計17店に増えた。基本は「トマトソースをベースに鶏ガラやコンソメなど店独自のスープを加えたダブルスープ」と、「めんとスープを分けたつけめん風」。具材やめんの種類は店によって異なり、価格も700円台から1500円台までまちまちだ。 タウンマネージメント吉原は「