南米アルゼンチンで、これまでに見つかっているものの中で最大級となる重さおよそ30トンの隕石(いんせき)が見つかり、地元の研究者らが今後、詳しい調査を行うことにしています。 隕石は、地中から引き上げられたあと、その場で計測が行われ、研究者によると重さはおよそ30トンで、世界中でこれまでに発見された隕石の中でも最大級のものだということです。 隕石が発見された地域は4000年以上前に複数の隕石が落下していて、そのときに出来たとされるクレーターが点在し、多くの隕石も発見されていることから、スペイン語で「空の草原」を意味するカンポ・デル・シエロと呼ばれています。 世界で最も大きい隕石は、アフリカのナミビアで発見された重さおよそ66トンの隕石ですが、地元の研究者らは、今回発見された隕石がそれに次ぐ大きさの可能性もあるとしていて、今後、詳しく計測や分析を行うことにしています。