「宇宙の窓」とも言われ、はるか遠くの宇宙まで観測することができる、新しい「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の本格運用が始まりました。 アメリカのバイデン大統領が記者会見を開くなどして公開されたその画像には、これまで人類が見たことのない鮮やかな宇宙の姿が捉えられていました。 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の主鏡 Image credit: NASA/Desiree Stover はるか遠方の銀河団「SMACS 0723」 銀河団「SMACS 0723」を中心に数千もの銀河が写し出されている。 IMAGE: NASA, ESA, CSA, STScI 最初に公開されたのは、およそ40億光年離れた「SMACS 0723」と呼ばれる銀河団を中心に撮影した画像です。 遠方の天体を観測するのに適した領域を長時間にわたって撮影していて、数千もの銀河が写し出されています。 銀河団の重力によって空間がゆが