NEDOの「積層メモリチップ技術開発」プロジェクトの助成先であるエルピーダメモリ株式会社が、同プロジェクトの成果を基に、2GビットDDR3 SDRAM 4枚とインタフェースチップ1枚をTSVで積層し1パッケージ化した、低消費電力の8Gビット(×32ビットI/O)DDR3 SDRAMを開発、サンプル出荷を開始しました。 この積層DRAMを採用することで、ノートPCの動作時のメモリ消費電力は約20%、スタンバイ時の消費電力は約50%削減できます。また、ボード上の実装面積はおよそ70%削減でき、高さの削減やソケットの廃止も可能となります。本製品は、急速に市場を拡大している超薄型ノートPCやタブレットPCなどの低消費電力化、小型化、薄型化、軽量化に貢献し、環境にも配慮したエコフレンドリーなDRAMです。 情報通信機器やネットワーク技術の進展に伴い、情報通信機器で取り扱う情報量は飛躍的に増加し、これ