「ブロック崩し」「平安京エイリアン」など GAME ONの展示筐体を5月11日から入れ替え ビデオゲームは、いまを生きる我々と一緒に誕生して育ち、我々を育ててくれた特別なエンターテインメントだ。昨年夏に公開されたハリウッド映画「ピクセル」では、米国のゲーマーがIWATANI教授に対して「私の人生を豊かにしてくれてありがとう」とお礼をいうシーンがある。ゲームというのは、プレイしたその人の経験の中でも大きな位置を占めるものであることも、あらためて知らされるシーンだ。 お台場の日本科学未来館で開催中の「GAME ON」では、5月11日から新たに5機種を入れ替えさせてもらった。最初に商業的にヒットしたゲーム筐体「PONG」(1972年)と、「スペースインベーダー」(1978年)の間を埋める重要な作品として「ブロック崩し」(1976年=BREAKOUT)。東京大学のTSGが開発して当時話題となった「