FTログのバンド幅 FTログの大半はプライマリVMに対するInput情報が占めるため、Input量が多い用途の仮想マシンの場合、FTログのバンド幅も大きなものとなる。仮想マシンの場合、Inputの大半はネットワークからのデータ入力と、ディスクからのデータ読み込みである。他にタイマーイベントなどもInputとして処理されるが、データ量という観点ではネットワーク受信とディスクReadが占める割合が大きい。 FTログのバンド幅の概算は、以下の式で見積もることができる。 1.2倍しているのは、TCP/IPのオーバーヘッドやタイマーイベントの転送などを考慮しているためである。 入力データ量が多い仮想マシンに対してVMware FTを有効化する場合、FT Loggingインターフェイスのバンド幅がボトルネックとなる状況を考慮しなければならない。これに対応する方法は2つある。1つはFT Loggingイ
