旧国の境界線が引かれた現在の兵庫県の地図。 ヒョーゴスラビアは、摂津国・丹波国・但馬国・播磨国・淡路国の旧5国から構成される[注釈 1]兵庫県を、様々な文化や民族が入り混じった、かつてヨーロッパに存在した国「ユーゴスラビア」になぞらえた言葉[1][2][3]。 旧5国で構成された兵庫県は、多様な文化がある一方、県のイメージがまとまりづらいとされる。そのため、インターネット上でユーゴスラビア[注釈 2]になぞらえて「ヒョーゴスラビア連邦」と呼ばれることがあった[4]。兵庫(ヒョーゴ)という語呂の良さが背景にあった[5]。 ヒョーゴスラビアはハッシュタグとして2013年8月頃にTwitterで流行し始め、2016年に盛り上がりを見せた。Twitter上ではあるあるネタや大喜利などが展開され、関西で人気のタレント上沼恵美子が「ヒョーゴスラビアの支配者の一人である」といった冗談も飛ばされた[6]。