新年あけましておめでとうございます。昨年暮れに始まった本連載ですが、みなさんの現場にあるPHPコードを改善すべく、診断を行ってきたいと思います。本年もよろしくお願いします! PHPにはPHPの書き方がある 2014年最初の患者さんは、とあるECサイトにて動いていたコードです。ショッピングカートを表現するクラスで、書かれた時期は2000年ごろです。動作していたPHPのバージョンは、PHP 3の国際化版というオールドマニアには垂涎もののバージョンです。当時は、PHPが普及しだしたころで、まだ標準的なPHPコードの書き方というものがない状況でした。そのため、ほかの言語で培った流儀をそのまま持ってきて書かれたコードがよく見られました。 今回は、そんなほかの言語の書き方を持ってきてしまったコードです。さあ、お入りください。 <?php /*==============================
