セキュリティアドバイザリやエラッタノーティスは個別に発行されるものですが、同じ日付で数のものが同時に発行される傾向があります。発行された日付で見た場合、2015年は12月14日までの間に20回を超えるアップデートタイミングがあったことになります。管理するサーバの台数や条件によって変わってきますが、年間に20回ほどのアップデートを実施するのはあまり簡単ではない手間と言えます。 2016年以降にセキュリティアドバイザリとエラッタノーティスの発行件数がどうなっていくのかはわかりませんが、発行件数が減る積極的な理由は特に見当たらないように思います。セキュリティに対するエンジニアの技量の向上やテストやデバッグ体制の整備向上などを考えると、むしろ脆弱性や問題の発見が進みしばらくは発行件数が増えるものと考えてシステム構築を設計しておいた方が、なにかと安全ではないかと思います。 アップデート方法アレコレ